545 名前:512 ◆Ffptiox2cY 投稿日:2006/11/12(日) 13:50:06 ID:pVFMlP0A
さゆりは大磯がいる部屋の前に立っていた。
足は震えている。
さゆりは息を深く吸い込み、顔をきゅっと結んだ。
自分の弱さを大磯に見られたくない。
大磯に奪ってやったという優越感だけは与えたくなかった。
こんなことなんでもない女だと振る舞おう、さゆりはそう心に決めていた。
さゆりは深呼吸をすると震える手でノックする。
乾いた音が静かな廊下に響いた。
少しの間があって、扉がゆっくりと開く。
そして、目の前にバスローブ姿の大磯が現れた。
大磯はオーディションの時にはつまらなそうに渋い顔をしていたが、
目の前にいる大磯は打って替わって笑みを浮かべている。
さゆりはその笑みにぞっとした。
大磯はさゆりの背中に手を充て優しく中に促す。
部屋の中に入ると、大磯はさゆりから離れ、
物色するようにじろじろとさゆりの身体を眺めた。
大磯の中年太りの体系、脂ぎった顔、
全身には汚い体毛が生え、股間を隠したバスローブが既にそそり立っている。
さゆりは思わず恐怖で崩れそうになる顔をまたきゅっと結んだ。
さゆりの様子をじっとみていた大磯はふっと笑う。
「こういうこと初めてかい?」
大磯は心底楽しそうに言った。
「・・・いいえ」
さゆりは思わせぶりの笑顔で言った。
私はこの男にただやられるわけじゃない、私が利用してやるんだ。
絶対弱いところは見せない。


546 名前:512 ◆Ffptiox2cY 投稿日:2006/11/12(日) 13:50:47 ID:pVFMlP0A
「へぇー、そうなんだ」
大磯はそんなさゆりの態度をすべて見透かしたかのように笑うと、
さゆりに近づき、耳もとで言った。
「じゃあ、楽しませてくれよ」
「・・・ええ」
さゆりは笑顔で答える。
しかし、次の瞬間。
「・・・うっ」
大磯がいきなりさゆりの口に吸い付いた。
裕介以外の男との初めてのキスだった。
大磯の舌がさゆりの唇を舐めまわし、抉じ開けるように口の中に入ってくる。
さゆりは気持悪さで嗚咽しそうになったが、気丈に大磯の舌を吸う。
大磯が僅かに口を離すと、今度は自分の舌を大磯の口の中に入れた。
舌に粘った唾液が絡むが、おかまいなしに口中を舐めまわした。
さゆりは息を吸うため、舌を口から出し、大磯の口元に垂れている唾液を舐め取り、
大磯に笑顔を見せた。
「ヘぇー上手だね」
大磯は笑顔を見せながら、心の中でこう思っていた。
純情なお嬢ちゃん、余裕見せてられるのも今のうちだよ、滅茶苦茶にしてやるからなと。

547 名前:512 ◆Ffptiox2cY 投稿日:2006/11/12(日) 13:51:20 ID:pVFMlP0A
大磯はまたさゆりの口に吸い付く。
そして、流れるような動きで上着を脱がすと、
キャミソール越しにさゆりの胸を揉み始めた。
「あっ・・・シャワーを」
「そんなのいいよ」
大磯はさゆりの首筋を舐める、が、ここでもっと面白いことが思い浮かんだ。
大磯はさゆりから離れ、ベッドに座った。
さゆりは何が起るのかと不安な様子で大磯の行動を見つめる。
「君はこれから女優になるんだろ、
だったら今からストリッパーの役になり切って服を脱いでくれよ」
さゆりは大磯のいきなりの要求に怯んでしまう。
「なんだ、出来ないのか、さあ、そっちのベットにあがってやるんだ」
大磯はベッドを指差し、いやらしくニヤニヤ笑う。
さゆりはその表情を見て、大磯の思惑が感じとれた。
ここで、怯んでは大磯の思惑通りになる。
「やります」
さゆりはそう言うと、ベッドに駆け上がりキャミソールに手をかけ、一気に脱ぎ捨てた。
「おい、おい、おい、なにやってるんだ。そんなストリッパーいないだろう」
大磯は何やってんだとばかりに失笑する。
「もっと、艶かしくするんだ。女優だったら、それぐらい簡単にやれるだろう」
さゆりは一瞬俯き、顔を上げた。
その顔は豹変し、艶かしく舌を唇に這わせた。


548 名前:512 ◆Ffptiox2cY 投稿日:2006/11/12(日) 13:52:17 ID:pVFMlP0A
「いいぞ」
大磯は身を乗り出した。
さゆりは左手で下着越しに持ち上げるように胸をまさぐる。
胸をまさぐるたびにブラジャーが少しずつ持ち上がり、僅かに淡い茶色の乳輪が見える。
大磯の視線がその乳輪に注がれる。
さゆりはそのまま胸を揉みながら、
右手でジーンズのボタンを外し、チャックをゆっくりと下ろす。
間から白い下着が覗く。
ふっ、余裕ぶるなら黒い下着ぐらい履いてこいよ。
大磯はにやつく。
しかし、さゆりには大磯の心中など到底わからなかった。
ただ夢中だった。
さゆりはパンツを足首まで下ろすと、
片足を抜き、もう片方の足でジーンズを大磯のほうに蹴った。
そして、右手で下着越しに陰部を撫でる。
大磯はじっと黙ってさゆりの行動を具に見つめていた。
その視線が顔に向けられているの気付いて、さゆりは直ぐに顔を艶かしくする。
「おお、乳首立ってるじゃないか。興奮してるのか」
その言葉にハッとして胸を見ると、乳首が露出していた。
夢中だったせいで、気付かなかった。
しかし、その大磯の言葉が、
ここに来て始めて自分の裸が見られるという、言い様のない実感がさゆりを襲う。
恥ずかしさから、一気に顔が火照る。


549 名前:512 ◆Ffptiox2cY 投稿日:2006/11/12(日) 13:53:13 ID:pVFMlP0A
「何やってるんだい。そろそろ、全部見せてくれないか」
大磯はさゆりの一瞬の戸惑いを見て取りバカにしたように言った。
これは演技、私は女優として裸を見せるだけ。
さゆりは呟くと、ブラジャーを外した。
さゆりの細い身体に似合わない豊かな胸があらわになった。
大磯は唾を飲み込んだ。
さゆりは大磯を見据え、腰に手を充てると、
ゆっくりと下着をおろしていく。
さゆりの陰毛が徐々にあらわになっていき、さゆりは全てを脱ぎ捨てた。
身体が強張るのが分かる。自然と陰部に手を充て隠してしまう。
「おい、ストリップの見せ場はこれからだろう」
さゆりは一瞬大磯を睨んだが直ぐに顔を緩める。
私は演じてるんだ。演じてるんだ。
さゆりはベッドの上に体育座りした。
大磯はにやつき、その視線を一点に集中させた。
さゆりは両手をそれぞれの膝に充てた。
膝が震えている。
こんなことなんでもない、なんでもない。
さゆりは徐々に膝を開いた。
そして、ついに開ききった。
さゆりの陰部が好きでもない男の前に晒される。


550 名前:512 ◆Ffptiox2cY 投稿日:2006/11/12(日) 13:53:46 ID:pVFMlP0A
「へぇー、グラビアやってるだけあって毛の処理しっかりしてるんだな」
大磯はそう言うと、笑顔で更に何をするんだと催促する。
さゆりは膝に充てた手を陰部に充てて、陰部を開いた。
「何だよ、濡れてるじゃいか」
さゆりも陰部に触れた時に気付いていた。
「お前、変態だな」
大磯が侮蔑を含んだ語調で言った。
さゆりは自分がさらされている恥辱に恥ずかしさと悔しさが込み上げてきた。
しかし、さゆりは大磯をまっすぐ見つめ、指で陰部を撫ではじめる。
意地だった。
ここで恥ずかしがったら思うつぼだ。
もう、自分を捨てよう。
さゆりはこわごわ動かしていた指を激しく動かす。
指は屹立した突起にあたる。
「・・・あぅん」
さゆりの口から喘ぎ声が洩れる。
裕介とのセックスの時にも恥ずかしさから堪えて出さない声を
好きでもない男の為に喘ぐ。
「あぅっ・・・」
さゆりは指を膣に滑り込ませ動かす。
若く可愛い女と中年太りのおやじだけの二人の異様な空間、
その異様な空間にさゆりの陰部から溢れた液体が出す卑猥な音が
『ピィチャピィチャ』と響く。


551 名前:512 ◆Ffptiox2cY 投稿日:2006/11/12(日) 13:54:20 ID:pVFMlP0A
そこで、大磯が立ち上がった。
さゆりは構わず大磯を見つめ、「あぅん」とまた啼く。
大磯はさゆりの方のベッドに上がりさゆりを見下ろした。
さゆりも感じ入った顔で見つめ返す。
大磯はどんなにさゆりが慣れたように振る舞おうとも、
さゆりがこんな女ではないと確信していた。
大磯はこれまで女優と何人も寝たことがある。
本当の淫乱はこんなものじゃない。
しかし、健気にも頑張るさゆりが大磯を余計興奮させていた。
ふっ、どこまで、気丈さを保てるかな。
これから、もっと、壊してやる。
そう思うと、大磯は笑いが込み上げる。
さゆりは大磯の見せたおぞましい顔に何かいいようのない不安を感じる。
大磯は追い討ちをかけるように、バスローブを剥ぎ取ると、
そそり立った陰茎をさゆりの顔に突き付けた。


552 名前:512 ◆Ffptiox2cY 投稿日:2006/11/12(日) 13:54:50 ID:pVFMlP0A
さゆりは目の前に突き付けられた陰茎に思わず顔を引いてしまう。
大磯の太くてどす黒いグロテスクな陰茎。それは裕介ものとはまるで違うもの。
その陰茎の先にはすでに粘った液体が溢れている。
さゆりは陰茎から大磯の顔に目を移す。
大磯はにやにやと笑っている。
さゆりは気丈ににっこりと笑うと、陰茎に顔を向け、舌を出すと陰茎の先を舐める。
陰茎の先の粘った液体が糸を引き舌に引っ付く。
さゆりはそのまま陰茎を銜えこんだ。
陰茎の根っこを手で擦り、先を舌で舐める。
さゆりの舌使いに、大磯の陰茎がびくびくと反応する。 
「はぅ・・・上手いなぁ、いつも、このテクで、仕事貰ってるのか」
大磯はさゆりの自尊心を傷つけてやろうといやらしく言った。
「ええ、そう」
さゆりはそう返すと、手を激しく動かし陰茎を銜えたまま顔を上下させる。
「ほんとにちん×んが好きなんだな。
じゃあ、気分盛り上げるために、なんか卑猥なセリフでも言ってくれよ」


553 名前:512 ◆Ffptiox2cY 投稿日:2006/11/12(日) 13:55:56 ID:pVFMlP0A
さゆりは大磯に笑みを向ける。
「・・・わたし・・・おちん×ん大好き」
ふっ、これはおもしろいな。
「ほらもっと」
「おちん×ん・・・舐めるの大好き」 
さゆりの言い慣れない言葉が逆に大磯を興奮させる。
「ふうぅ、たまらん」 
さゆりは大磯の様子を見て、さらに激しくする。
「あぅ、気持いい・・・吸ってくれ」
言葉に従い、さゆりは陰茎を吸う。すると、大磯の陰茎から液体が放たれた。
途端に口中に精液が溢れる。
口から精液が溢れ出し、さゆりの口から身体に流れ落ちた。
「おい何やってるんだ。全部飲まなきゃだめだろ」
さゆりは驚き見上げると、大磯がニタニタ笑っている。
さゆりは身体についた精液を指で掬うと、意を決し口に運んだ。
粘った精液が口中から喉を通る。
「ほらっ。綺麗にしてくれ」
大磯は陰茎をさゆりの顔にまた近付ける。
さゆりは自らの唾液と精液で黒光る陰茎を丁寧に舐めはじめる。
「はっは、君みたいな淫乱な子、彼氏にはもったいないな」
その言葉にさゆりの顔が引き攣ったを大磯は見逃さなかった。
・・・つづく

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