〜another episode〜


人影のまばらになったプールサイド。
スイムキャップから解き放たれた長い髪をそのままに、両脚を膝下から生温い水に付けて物思いに耽る一人の女の子。
一週間前から活動の場を高校近くの区民プールの屋内練習場に移した葉月達水泳部。
練習を終えた部員達が更衣室に向かう中、葉月だけがプールサイドに腰掛けたまま動こうとしなかった。
普段は二年女子のリーダー的存在であり、来年度の部長候補と目されるほどのパワー漲る彼女の姿はそこには無かった。
溜息をついたかと思えば微笑み、そして項垂れてブツブツと呟いてみたり。
広い建物の中で、例外的にこの時期だけ水泳部に優先的に競技者向け50メートルプールの使用を許されたこの状況ならともかく、一般人が多い通常のプールならば、男どもに放って置かれることはなかったであろう隙だらけの今の彼女。
しかしそんな恵まれた(?)境遇にあることを理解していた彼女は、その特権を存分に享受すべく、両脚をバタつかせたりしながら自分に率直に行動し、身体の一部とも言える水面に自身の思いを注いでいた。

ふと気が付くと、隣に並ぶ逞しく日焼けした筋肉質な太腿。
自分の真っ白でたわわな太腿とのコントラストが眩しい。
これでも区内ベスト近いタイムを叩き出す太腿なのに、やはり男の人のそれと比較するとまるで別物。
我ながら、異性がこれを見て欲情してしまう心理を理解してしまいそうになる。
そして、またその逆の立場も・・・

頬を微かに赤らめる葉月に、腫れ物に触るように囁くその声。
「葉月ちゃん、今日も居残り練習していくの?」
申し訳なさそうに横から覗いてくる整った顔。
「まあ、うん・・・てか、あんたバイトは?」
「今日は休んだよ」
「へぇ〜、そうなん・・・」
再び訪れる静寂。葉月が水を蹴る音だけが聞こえる。

「葉月ちゃん、最近元気ないよね・・・何かあった?」

思わず至近距離の彼の顔を見てしまった。
あー、やっぱり気付いてたんだね、この人・・・
私、すぐに顔に出ちゃうんだよな
心配かけたくないってわけじゃないけどさ・・・

「何も無いって事でもないけど、まあ考え過ぎなだけというか・・・大丈夫だよ、ははは」
「俺、そんなに頼りにならない?」
「え?・・・」

聞いた事もないような彼の声。
そして、私を見つめる強くて優しくて憂いのある彼の瞳は、少し怒っているようにも見えた。

「ど、どうしたの?・・・」
「俺じゃあ相談相手にもならない?」
「そんな事ないけど・・・」

やだ・・・
胸がキュン、としてしまった・・・

「ゴメンね、ちょっと家の事でさ」
「うん・・・・」
「でも本当に何でもないんだ。よくある兄弟喧嘩みたいなもんだよ」
「本当に?」
「うん、ゴメンね、心配かけて」
「葉月ちゃんがそう言うならいいけど。だけど、抱えきれなくなったら俺に相談してよ?」
「うん、ありがとう」

彼が私の肩を抱き寄せてくれた。
その腕は、どこか弱々しげないつもの彼の腕じゃないみたい。
私の左肩をグッと引き寄せると、彼の発達した胸筋が私の右肩に当たる。
・・・やっぱこの人の、凄く居心地がいい・・・

「いつでも僕の胸に飛び込んでおいで。ここは葉月ちゃんの特等席だから」

胸の鼓動が激しくなる。
彼に聞こえてるかも・・・恥ずかしい・・・顔も熱い
だけど、見上げると彼もあっちを向いて首筋が真っ赤
無理しちゃって・・・
ううん、でも嬉しい
嬉しすぎるよ・・・
てか、ドキドキしてヤバいんだけど

胸が爆発しそうのを我慢しながら、私も彼の身体に腕を回した。
ゴツゴツと硬い彼の身体。何度も触れたはずなのに、何故か今は恥ずかしさで顔が熱くなる。

この人、こんなに強かったんだ
それに、こんなに優しかったんだ

私は愛しさのあまり、ここが公共の施設だということを忘れ、彼の身体に自分の身体を押し付けるようにして全身で彼の事を実感しようとしていた。

「は、葉月ちゃん、あの、まずいって」

暫くすると、身体をモゾモゾとさせ始める彼。
隣の葉月への視線を少し落とすと、大きな胸が濡れた水着に窮屈そうに収まる様、腰周りに食い込み気味に水着が張り付く様、水滴の乗ったむっちりとした白い太腿、そして左半身に感じる彼女の柔らかい生肌。
このような状況で正常でいられる男など、この世にいるはずがない。

葉月は彼が慌てた意味がすぐに分かった。
彼の水着の前が窮屈に膨らんでいたから。
面積の小さい競技用の前部は、辛うじて斜めに押し込む事で事なきを得ていたが、油断すると大きく飛び出してしまいそうなほど、中は完全に変化していたのだ。

葉月はさりげなく自分のキャップを彼の股間に置くと、彼の手を引いて立ち上がった。
背筋をピンと伸ばし、水に濡れた水着を丸く盛り上げる胸を惜しげも無く揺らし、前部を彼女のキャップで何となく隠しながら歩く、やや前屈みの男の手を引いて更衣室へと消えていった。

二人が向かったのは、更衣室手前にある障害者向けトイレ。
中から鍵をかけると、戸惑う彼の首にぶら下がるようにして唇を重ねた。
唇と唇に唾液の橋が出来上がり、そしてまた重ねる。
葉月の豊満な乳房が彼の胸で押し潰され、横に溢れる。
ものも言わず、お互いの柔らかい唇の感触を確かめるように何度も何度も擦り合わせる。
既に彼の水着からは亀頭どころか、全体の三分の一程度が飛び出し、その先からは透明な液が溢れ出ていた。
そして葉月の濡れた水着の胸元にも、勃起した乳首がくっきりと姿を現し始めていた。

「ご無沙汰・・・だから?」
「ち、違うよ!葉月ちゃんがあんなに身体をくっつけるから」
「嫌だった?」
「・・・・・・」

俯いて首を横に振る彼氏。
私だって、同じだよ・・・
無性に貴方とイチャイチャしたくなっちゃったんだもん

もう一度キスする二人。
今度は彼氏も積極的に舌を絡みつかせるディープキス。
お互いの歯茎の裏までなぞり合い、吸い合い、時には唾液の交換までする二人。
顎から唾液が滴り、水着の水分と同化してゆく。

やっぱり男の子だね・・・
なんか、久し振りにドキドキしちゃったじゃん
あ、頼りないとか、そんな事一度も思った事無かったよ?
だけど、頼り甲斐がある、って思った事も無かったけど・・・
ゴメン、本心
でもね、私、彼氏が貴方で良かったって、今更だけど思ってる。本当に、良かったって・・・

「葉月ちゃんの胸、見たい・・・」
「ん、いいよ」

私、本当はエッチな女の子なのかな
貴方に見られたいって、思ってる
・・・こんなの、初めてかも

葉月が肩紐を両方外すと、彼は彼女の水着を荒々しく下げてきた。ひん剥く、みたいに。
タイトな競泳水着に縛り付けられていたむきたまごのような乳房が、ぼよんっ!て音がするみたいに飛び出す。
真っ白でふくよかな乳房、その先のピンクの乳首は、子供の小指の先程に勃起していた。
彼は両手で乳房を包み、揉み込む。
彼に好きにされ、恥ずかしそうに俯く彼女の顔は真っ赤。
勃起した陰茎を水着の上からはみ出させたまま、夢中になって彼女の乳首を吸う。
葉月は彼の頭を抱え、悩ましげに天を仰いだその表情は既に大人のものだった。

貴方が望むことなら、なんでもしてあげる・・・
貴方に喜んでもらえるなら、私、なんだってするから・・・

葉月はゆっくりとそこに跪き、彼の水着を脱がせた。
お腹に張り付くように勃起したペニスを優しく撫で上げ、先からダラダラと溢れ出る透明な液を亀頭にまぶす。
カリ首周辺の括れを集中的に五本の指先でクニクニと愛撫する様は妖しくも艶かしく、高校生の手つきとは思えない程淫靡なものだった。
快楽で顔を歪める彼の表情を見上げ、葉月はパンパンに張り詰めた彼の睾丸を両手で優しく持ち上げると、掌の中で温めるようにふわふわと揉む。
愛する男が性的に昂ぶってゆく表情を下から見つめ、自らも下半身の一部が熱くなってゆくのを感じた。

この四日間、何も無かったもんね
それまでは私達、殆ど毎日セックスしていたのに

葉月は袋を絶妙に揉みながら亀頭を口に含んだ。一瞬、彼の腰が引ける。そしてそれを追いかけるように右手で竿を握り、微かにカリ首に皺を寄せる包皮を根元まで剥くと、ゆっくりと顔を前後にスライドし始めた。
思いっきり舌を伸ばして深々と飲み込み、そしてゆっくりと顔を引く。
それを何度も繰り返すと、潤沢な彼女の唾液がぴっちりと閉じた唇の狭間から溢れ出し、舌を伝って彼の睾丸を濡らし、そして彼女の閉じた太腿に垂れ落ちる。
太い鉄の棒に薄皮を巻いただけのような彼のペニスの舌触り、ビキビキと浮き出る血管の一本一本に丁寧に舌を這わせている葉月の興奮はどんどん高まっていったが、それよりも早く彼の限界はもう目の前に迫っていた。

彼女の喉を亀頭が強く押し付ける感覚と、顔を引く時にカリに引っかかった唇が捲り上がる様子を上から見ていると、そのあまりのいやらしさに急激に射精感が高まってくる。
彼は前屈みになって両手を彼女の胸に伸ばすと、触りやすいように両肘を上げる彼女。
乳房がひしゃげ、指の間から肉が溢れるほど強く鷲掴みにした時、彼の限界が訪れた。

「うぉ・・・で、出るっ!」

葉月はキツツキのように猛烈に頭を前後に振ると、何度も何度も脈打つ彼の射精を喉の奥で受け止めた。

30秒も続いた射精を嚥下しながら、彼女は自分も「イッて」しまった事を認識していた。
ビュッ!ビュッ!と沢山射精してくれればくれるほど、自らも昂まり、もっと気持ち良くなって欲しいと願ってより一層激しくしてしまう。
正の連鎖でそこに触れずとも究極の快感に見舞われた彼女の水着の股間部分は、濃く色付いていた。

大量射精をしたにも関わらず、全く衰えを知らない彼の性欲。
前屈みの彼は葉月の水着の下から両手を滑り込ませ、ふくよかなお尻を撫でると、悪戯にTバック風に絞り上げた。

「は、葉月ちゃん、このまま・・・」
「キャッ!・・・・ダメ、ダメだよ、こんなところじゃ・・・」

人が居ないとは言っても完全に貸し切りではない。ましてや障害者向けのトイレの中では、それ以上の行為をする気にはなれなかった。



「誰もいない・・・行くよ」

少しだけ開けたドアの隙間から外を伺う葉月の後ろ姿を見つめながら、彼は勃起の収まらないペニスを強引に真横に倒し、小さな水着に押し込んでいた。
性欲が全く萎えない彼は、諦めようと必死に自分自身に言い聞かせようとするが、水着からこぼれそうに半分露わになった葉月のまん丸い尻を見るとどうにも抑制することができなかった。
そっと後ろから身体を寄せ、彼女の細い腰に手を回し、お臍の窪みを人差し指で撫で回した。
そしてうなじに唇を寄せても彼女は嫌がるそぶりを見せない。

「帰りに・・・部室寄っていこうか」

前を向いたまま葉月は抑揚なく言うと、そのままドアを開けて出て行った。
彼はその言葉の意味をすぐに理解すると、慌てて彼女の後を追った。



外は既に日が落ちかけ、コート無しではいられない程気温は下がっていた。
街を歩くカップルは皆ピッタリと身体を寄せ合い、普段は制服でベタベタするのを嫌っていた葉月も、この日ばかりは彼の腕にしがみつくように身を寄せていた。
回した手は、そのまま彼のコートのポケットの中で彼の指と絡みつかせ、そして彼の肩にちょこんと頭を乗せたまま、ゆっくりと歩く。
彼は普段の葉月との違いに若干戸惑いつつ、しかしどこか誇らし気に堂々と前を向いていた。


部室の中にある小さなストーブの窓から漏れる灯りが、コートを脱ぎ捨てて制服で重なり合う二人をオレンジ色に照らしていた。
ベンチに座る彼の上に覆い被さるように抱きつく葉月。
隙間なく繋がる二人の身体。頬と頬、胸と胸、腹と腹、腰と腰・・・・見えないロープで二人の身体がグルグル巻きにされたように、完全に密着していた。

「もう少しで一年経つね、私達・・・」

彼の首に両腕を回しながら耳元で呟く葉月。
甘い香りと耳にかかる吐息にむず痒さを感じながら、お返しとばかりに彼女の耳たぶに唇を触れさせながら彼が言った。

「あの時は大変だったよな・・・」
「・・・・安河内先輩の事?」
「うん」

安河内とは、葉月が彼氏と出会う前に付き合っていた男。
彼氏とは全く正反対の男だったが、葉月が入学して以来、何度も何度も口説かれ、半ば根負けしたように付き合いだした相手だった。
勿論、情にほだされるだけで交際を始めるほど、彼女の恋愛嗜好は単純でも簡単でも無かった。彼女なりに安河内を男として評価する部分が大いにあったからこそ、付き合いを始める決心をしたのだ。
しかし、現実には目の前に現れた今の彼氏の存在が、安河内との思い出を尽く上書きしていったのだ。
安河内と付き合っていた間、僅か2ヶ月とはいえ、彼女は真剣に恋愛したつもりだった。そして別れの時も、ちゃんとケジメはつけたつもりだった。
だが、安河内は「諦めの悪い」男だったのだ。ただそれだけ。

「ちょっと、ストーカーチックだったよな・・・」
「・・・・・」
「付き纏われるって、気味悪いよね」
「そんな事言わないで。私の言い方がまずかったのかもしれないし」
「・・・ごめん」
「それにもう過去の話だよ。今はこうしてあんたと一緒なんだから。それじゃあ不満なわけ?」
鼻先が触れ合う距離で彼を睨みつける葉月。しかしその目は笑っていた。
顔を微かに横に振る彼を見つめながら、葉月はクスッと笑った。

「あんたが私を奪ったんだよ?」
「うん」
「結構強引にね」
「う、うん・・・」
「あの時のあんた、格好よかったよ。凄く男らしかった」
「そう?」
「さっきのあんたも、格好よかったけど・・・」
照れくさそうに見つめ合う。
熱い吐息ばかりか、顔の熱さまでもが伝播するほど真っ赤になる二人。

「は、葉月ちゃん・・・」
感極まった彼がそっと唇を寄せようとした時、少しだけ顔を引いた葉月は、口を若干尖らせながら言った。
「だから、呼び捨てでいいって」
「あ・・・そうだったね・・・・・は、葉月」
ニッコリと笑う葉月。
「その代わり、私も恭介って、呼んでもいい?」
「も、勿論だよ」
「明日から学校でもお互い名前、呼び捨てだよ?」
「え?が、学校でも?いいの?」
「いいよ。てか、そうしたい」

普段から「あんた」「葉月ちゃん」と呼び合っていた二人。下校時でさえ、一定の距離をとって歩く事が普通だった葉月からの思いもかけない提案に、彼の端正なマスクがだらしなく崩れていった。

「は、葉月!」
「なぁに?恭介?」

やばい・・・やばいよ・・・
葉月・・・可愛過ぎるって・・・

プールで大量に射精した後にも関わらず、彼女の股間の下でペニスが完全に勃起していた。

「ねぇ、恭介、舌、出して」
「え?こう?」

彼が葉月に向けて舌を出すと、それをかぷっと咥え、可愛い音を出しながら吸い始める葉月。
やがてそれは前後にゆるやかに動き始め、まるでフェラをしているかのような動きに。
目の前でうっとりと目を閉じて舌フェラをする彼女、何とも言えない甘い香りとあいまって、彼は目眩がする程の多幸感に酔い始めていた。

チュポンッ

舌フェラのあと、唇を舐めながら恥ずかしそうに彼を見つめる彼女。

「好き・・・」

その一言が、彼の脳髄をトロトロに溶かしてしまった・・・

一転して、夢中で唇を貪り始めた二人。
左右に何度も顔を傾けて、舌をドロドロに絡みつかせながら、時折唇を離しては「好き」「愛してる」と愛の言葉を囁き合う。
彼はセーラーの裾から入れた左手で彼女のすべすべの背中を摩り、スカートの中に入れた右手で尻を直に揉みしだく。
これ以上ない程に勃起したペニスがパンツ越しに彼女のヴァギナを擦り、自然と葉月は椅子の上で彼の腰に回した両脚を後ろでロックさせ、グリグリと腰を押し付けていた。
そこには愛する人と高まる事だけに一心不乱になる男女の姿があった。
高校生とは思えない程、過激で淫靡で、そして純粋な愛の姿があった。

もう、どうなってもいい・・・

ある意味、性器を結合させる以上の一体感と幸福感を感じていた葉月だったが、17歳の男子の熱く滾る性欲は、もはや暴発する寸前。

「は、葉月・・・俺・・・」
「うん・・・分かった・・・・・セックス、しよ?・・・」

彼女はそこに立ち、後ろ手に器用に外したブラを制服の中から取り出すと、パンツも脱いでしまった。
襲いかかって組み敷きたい気持ちをギリギリに押さえ、それでもやや強引に彼女の両手を壁に付かせ、お尻を突き出させる恭介。
何も言わずにじっと待つ彼女の短いスカートをペロっと捲ると、肉付きの良いマシュマロのような真っ白い尻があらわになった。
彼は両手で撫で回し、その感触を堪能すると、そこを若干広げるように力を加える。
すると彼女の色素沈着がなく、皺も殆どない肛門が丸見えになる。

「いやぁ・・・」

全てを見られる羞恥心に彼女の右手が局部を隠そうとするも、それを許さない彼は、そのままそこにキスをする。
そして、膝が崩れ落ちそうになる彼女の腰を支えつつ、肛門に丁寧に舌を這わせ、唾液を塗ってゆくと、その下に見える白桃のような恥丘の中心が、微かに収縮を繰り返し始める。
プニプニと恥丘の柔らかさを指先で感じ、縦に割れたヴァギナをスッと人差し指でなぞりあげる。外見上は一本の筋にしか見えないそこから透明な液が溢れ出てくる。

「お、お願い・・・私、もう・・・」

懇願するような葉月の声に、彼女のスカートを脱がせてからカチャカチャとベルトを外し、慌ててスラックスと一緒にパンツを脱ぎ捨てた瞬間、彼は絶望的な事実に気がついた。

「俺・・・ゴム持ってきてない・・・」

葉月の形の良いお尻に両手を添えた下半身裸の彼は、呆然と葉月を見つめていた。
ひょっとすると、今までで一番高まっていたかもしれないのに・・・

ふさふさの陰毛を掻き分けるように真上を向いてそそり立つ真っ黒いペニス。
太い血管が張り巡らされ、大きく張り出したエラが黒光りする立派なペニスを、葉月はチラチラと見ながら溜息を付いた。
静寂が二人を包む。
先走り液が先端から溢れ出ようとする亀頭の目と鼻の先にある葉月のヴァギナ。ほんの少し腰を前に進めれば、愛液を滴らせるパックリとした割れ目に吸い込まれそうな位置で、泣きそうな気分に顔を歪める恭介。

「今日・・・大丈夫な日だから・・・」

葉月の言葉が信じられない恭介は、もう一度聞いた。

「・・・だけど、中に出すのは絶対ダメだよ・・・」

な、生で葉月の中に・・・・
マジか・・・・マジかよ・・・・

思いがけない恋人の一言で、彼は天にも昇る歓喜の雄叫びを心の中で上げていた。
その時の彼の心中には、妊娠の可能性を憂慮する余裕は一切なし。
大好きな彼女と何も隔てることなく一体となれる事に、ただただ感銘を受けるのと同時に、男としての本能が全身の血液を逆流させてしまうほどの興奮を沸き立たせていた。
そして、それは葉月にも同じ事が言えたのだった・・・

微かに液が滲み出ている一本の縦線に、亀頭をあてがう。
たちまち先走り液と愛液が混じり合い、同化する。
少しだけ腰を進めると、縦線がパックリと開き、亀頭を呑み込もうとする。
更に進めると、じんわりとした温かさが亀頭を包み込み、そして二人はほぼ同時に溜息とも嬌声ともとれない声を上げた。

「ああああ・・・・・」
「おぅぅ・・・・・」

彼と数え切れないほどのセックスを経験しているとはいえ、高校二年生の彼女の膣は狭く、結合部分から愛液が滴るほど潤っていたとしても、途中からはそれ以上の侵入を拒もうとする。
彼はその抵抗を無視して、一層腰を進めてゆく。
巨大な亀頭が彼女の狭い膣の道をかき分け、硬いエラが直に内壁を擦りながら奥へ奥へと突き進む。

「や、やばい・・・やばいよ・・・これ」

うわ言のように呟きながら、彼はペニスが膣に埋もれていく様をジッと見つめた。
彼の亀頭がコリコリとした子宮口を感じ取り、そこから更に押し込んで完全に全てが収まった時、彼女が言った。

「嬉しい・・・」

温かいというよりも熱い感触に、彼の思考が飛びそうになる。
柔らかい肉襞がペニスに纏わり付き、うねる。
油断をすると射精してしまいそうになるのを必死にこらえ、ゆっくりと腰を引き、何も隔てることなく一体となったその部分を凝視し、改めて認識する。

俺、葉月と何も付けないでセックスしてる・・・
何も隔てないで、葉月と繋がっている・・・

白い粘液が纏わりついたペニスを、もう一度奥まで入れる。
彼女の肛門を自分の陰毛が覆い、完全に密着する。
このまま死んでしまってもいいと思った。
寧ろ、葉月と繋がったまま死んでしまいたいとさえ思った。
そして性的な興奮に加え、彼女を完全に自分のものにしたいという欲求が沸々と湧き上がり始める。それが具体的に何なのか、彼自身も初めての感覚に戸惑っていた。
雄が雌に対して持つ動物的な本能に気付かない彼は、只管目の前の女を慈しみ、自らも高まろうとする事に集中した。

「あんっ!あんっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」

彼が腰を打ち付ける度に喘ぐ葉月。その声はいつもと違うような気がした。
細い腰を両手で掴んでピストン運動を叩き付けると、腰から急激に張り出した臀部には、リズミカルに波紋が広がっていった。

「あっ!凄っ・・・奥っ!・・・いやっ!いきそうっ!」
「俺も、俺も!・・・」
「あああああっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!あっ!あっ!あっ!あっ!い、いくっ!いくぅぅぅっ!」

内股になり、ガクガクと震えだす葉月の下半身。彼女の丸いお腹を抱えながら、崩れそうになる身体を必死に支えた。
膣が何度も収縮して彼のペニスを圧迫する感覚をリアルに感じ、ラストスパートをかける恭介。

パンパンパンパンパンパンパンッ!

「おおぅっ!出るッ!」

ペニスを抜いた時、葉月は彼の前にペタンと座り込み、白濁した愛液でネトネトに染まった彼のペニスを口に含んだ。
そして一回目と同様、激しく顔を前後に振ると、二度目の射精を口中で受けた。
膝が震えそうになる至高の射精感にみまわれ、彼は無意識に彼女の頭を両手で掴み、その可愛い口の中にドクドクと射精を果たして行った。
数十秒かかった射精が終わっても彼女が離れようとしない。
ドリルのように亀頭に纏わり付く舌の感触で、思わず腰が引けそうになる。しかしそれでもなおフェラチオを辞めようとしない葉月。
睾丸から竿、亀頭に至るまで全て舌で綺麗にする彼女は、最後は尿道を絞りながら頬をすぼめて強烈に吸引し、中に残った精液を完全に吸い取ってくれた。

「有難う・・・ここまでしてくれるなんて・・・」
「ふふふ、したかったの」

口元を拭いながら微笑む葉月。

可愛いよ・・・こんなに葉月の事、愛しいと思った事は今までなかったかも・・・
どうしちゃったんだろう、俺・・・
こいつの事が、堪らなく愛しい・・・
ヤバいくらいに・・・愛してる・・・・

恭介は葉月を立たせると、そのまま壁に押し付けて口づけをした。
彼女の口の中で舌を暴れさせると、微かに青臭い香がしたけれど、全く気にならなかった。
それよりも、そんな思いをしてまでも自分に尽くしてくれる彼女に対する情愛の念は一層燃え上がるばかり。

「恭介の、全然おさまんないね。おかしくなっちゃった?」

クスクスと笑いながらペニスを扱く葉月。
彼は彼女の左足を抱えると、亀頭をヴァギナに当てた。

「また、するの?」
「したい・・・ダメか?」
「ううん、私も、したい」

その言葉が終わらないうちに、一気に奥まで貫いた。

「あっ!いやんっ、おっきい・・・」

汗で薄らと油を引いたように淫靡に輝く葉月のお腹、その下ではジョリジョリと音がしそうな程、お互いの陰毛が絡み合い、擦れ合う。そしてその毛の合間から大きく勃起したクリトリスが自分の恥骨に押し潰されるところを見つめたまま、いきなり激しいピストン運動に入る恭介。

「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!凄いっ・・・深いよぉ・・・」

彼の首にぶら下がり、顔を仰け反らせて喘ぐ葉月。右足はつま先立ちになり、下から激しく突き上げられていた。

「好き・・・恭介・・・好き・・・」
「俺もだ・・・葉月、好きだよ・・・葉月」
「う、嬉しい・・・私も、大好き・・・キス・・キスして」

下半身をバチンバチンとぶつけながらディープキスを始める二人。
口端から涎を流しながら唾液の交換に没頭する。
上も下も、直に粘膜を擦り合わせ、若い二人は何度目かの絶頂へ向けて高め合っていった。
彼の唾液を吸いながら、彼のピストンに合わせて腰をグラインドさせる葉月。既に自分の意思ではなく、彼女の子宮が強い男を積極的に受け入れようとしていたのだ。
すぐに身体を硬直させ、四肢で彼の身体をきつく抱き締めながら果てる葉月。
彼女が果てる表情を見ながら急激に高まった恭介も、すぐに射精を始めた。
出す寸前に抜くと、そのまま彼女の尻の間に擦りつけ、猛烈に腰を振って壁に向けて射精を果たした。
三度目の射精なのに、射精までの感覚が短くなっていることに驚き、そしてそれは葉月も一緒だった。小さなアクメを含めれば、二回目以降は断続的にイキ続けるような感覚に、彼女自身怖さを感じる程だった。




外は完全に真っ暗。
風が出てきたのか、時折部室の窓を叩いていた。
外を歩くものなど誰もいない。
あれから1時間以上は経ったであろうか。
ストーブの燃料は底をつき、アラームが弱々しく鳴り続けていた。
火のあかりが無くなり、街灯のあかりが辛うじて中を薄暗く照らすのみ。

殆ど用具らしい用具を持たない水泳部の部室は整然としていた。
窓以外の壁面は全てロッカーで埋め尽くされ、真ん中に背もたれのない幅広の大きなベンチが三脚あるだけ。
コンクリートの床は夏は涼しいが冬は地獄。ここ数年は区民プールを借りるようにしていたので問題はなかったが、それは同時に冬の季節の部室の使用方法について議論の余地を残していた。
他部からは期間限定で部室の提供を求められることもあったが、葉月をはじめとする幹部達はそれを断り続けていた。
ここはホームであり、部員が集う場所。拠り所をなくしたら部じゃなくなる、それが彼ら彼女らの言い分だった。

決して今行われているような秘め事をする為に残そうとしているわけではないのだ・・・・・

ギッ、ギッ、ギッ、ギッ、ギッ、ギッ・・・・・

惚れ惚れするような長い脚を、カエルがひっくり返ったように無様に広げ、その間で筋肉質な背中がリズミカルに跳ねていた。
部室の真ん中のベンチの上で、全裸で交尾する男女。
正常位で結ばれた二人は、両手を恋人繋ぎにし、愛の言葉を何度も交わしながらセックスに没頭していた。
燃料が切れてアラームが鳴っているのが聞こえない二人。一時間以上抱き合い続ける二人には、暖房など必要なかったのだ。
二人の陰毛から、恭介の睾丸、葉月の肛門に至るまで、ホイップクリームを塗ったように真っ白。彼女の腹は四度目の精液が散らされたまま。臍に満たされた精液は彼が動くたびにぷるんぷるんと溢れそうになる。

「葉月・・・俺の、葉月・・・」
「好き・・・好き・・・好き・・・好き・・・」

感じ過ぎて泣きそうな表情をする彼女を見つめ、五度目の射精に向けて最後の坂を登ろうとしていた。
坂、といっても全く苦痛ではない。
体力的な限界を感じさせない程、避妊をしないセックスは彼らを虜にしていたのだ。
彼の胸から腹筋をつたう玉のような汗を指ですくい、その指を咥える葉月。
恭介のセックスは一貫して男らしく、激しいものだった。
一年程前に初めて結ばれた時からそうだった。
普段の大人しい弱気な側面は、ベッドの中では一切見せない。
中学の時に童貞を捨て、下は12歳の後輩から上は成人したOLまで幅広く女性経験のある恭介は、17歳にして女性を喜ばす術を理解していた。
普段大人しい彼がセックスの時に豹変し、とてつもなくいやらしくなる様子に、葉月は得体の知れない興奮を感じるようになっていた。
驚く程大胆に、時には彼女の身体が壊れそうになる程、激しく叩きつけるように全身でぶつかってくる彼のセックス。
彼がとことんいやらしくしてくれることで、彼女も大胆になる事が出来た。純粋に、愛する男との性の快楽に身を陥れる事ができたのだ。
そして今日、直に粘膜を共有するセックスを行うことで、単なる肉体的な快感のみならず、精神的なアクメも経験することが出来たような気がした。
子宮の奥を大きなペニスで突かれる事で下半身から急激に広がってゆく快感にくわえ、脳から噴出される大量のアドレナリンが全身にくまなく行き渡って多幸感に包まれる快感。それらが合体したようなアクメを、葉月はこの日何度も経験していた。
そして再びこの究極のアクメが訪れる兆しを感じた葉月。

「恭介・・・キス、して」

自ら正常位で腰をしゃくりあげながら、彼の首に腕を回してキスを始める。
密着した上半身の狭間で精液がヌチャヌチャと音を出し、股間からの摩擦音と合わさって卑猥な音楽が二人を包み込む。

「俺も、そろそろ・・・」
「わ、私・・・っくうっ!」

彼よりも早く「究極の」アクメに達する葉月。
収縮する膣が、容赦なく彼を射精に導こうとする。

「すっげ・・・ああ、凄い気持ちいいよ、葉月・・・・」
「愛してる・・・愛してる・・・」
「俺、このまま死んでもいいくらい、凄くいい・・・」
「私も・・・・」
「このまま、お前の中でいきたい・・・」
「・・・・・・」
「お前を、俺のものにしたいんだ」
「・・・愛してる・・・愛してるからぁ」
「いくぞ、このまま、いくぞぉ」
「き、来てっ!恭介!愛してるっ!愛してるっ!」

股間から飛沫が飛ぶほど激しく腰をぶつけ、そして挿入したまま、彼女の一番深いところで射精を始める恭介。
睾丸が何度も上下に脈動し、彼女の子宮に彼の精液が送り込まれていった・・・

「こんなの・・・こんなの・・・」

感極まった葉月は、涙を流しながら彼の精液を体内で感じていた・・・・・



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作者様、乙です。
待ってました!
...2014/02/20 09:10 PM
あれなんか外伝に入っちゃったぞ!?
...2014/02/20 09:20 PM
本編マンコ早くして
...2014/02/20 09:41 PM
佐村河内先輩に期待
...2014/02/20 09:41 PM
ありゃ、今更こっち?
...2014/02/20 10:12 PM
もはや寝取られですらない。
繰り返す。
もはや寝取られですらない。
Over.
...2014/02/21 01:22 AM
本編のクライマックスが思った以上に絶賛されず
とはいえ話はもう掘り下げられないくらい終盤で
でも誉められたーい!
そうだ外伝を書こう!
...2014/02/21 01:50 AM
一瞬葉月も岬に寝取られたんかと思ったら・・・・あれ?

こういうの書くのは一旦話完結してからで良かったと思うんだが
...2014/02/21 02:45 AM
早速使わせてもらいます



ふぅ…
...2014/02/21 02:46 AM
作者さん、リアルで何があったのか・・・?
...2014/02/21 05:31 AM
なにこれ
...2014/02/21 06:09 AM
すべては終わってからだ
...2014/02/21 08:47 AM
確かにこういうのは終わってからの外伝とかでもよかったかも。

岬の出番がないと寂しいな。
姉妹・友達同士そろって岬のモノになって、ア○ルを開発されてくれ
...2014/02/21 09:54 AM
俺は作者のオナニー小説が読みたいのではなく、俺をオナニーさせてくれる小説を読みたいのだ。
なんやねんこのどうでもいい話はよ。
せめて寝取られ要素入ってるのかと思ったら全く無いし。
1ミクロンも勃起せんかったわ。
...2014/02/21 12:06 PM
ここは寝取られブログだ!
繰り返す、ここは寝取られブログだ!!

※冗談で言ってますので本気に取らないでね
...2014/02/21 02:51 PM
これは葉月ちゃんNTRの前段なのか?
期待しちゃっていいのか・・・

・・
・・・
アカンやろうな・・・・・・
...2014/02/21 02:53 PM
葉月と恭介のなり染めが寝取られだったという事に気付けよ。
これは本編終わった後にサイドストーリーあるで。
...2014/02/21 02:57 PM
性欲の塊みたいな高校生のイケメンて、それだけでいやらしい
...2014/02/21 03:01 PM
作者がこってりドロドロしたntrに嫌気がさして普通の話を書きたくなったんじゃね?
...2014/02/21 05:10 PM
とりあえず全裸待機だけしておく
今後に期待
...2014/02/21 10:47 PM
作者は、先の展開はこういうコメント欄で言わないでいいよ

今回が思わぬ伏線だったりすると面白いだろうな
前振りとしては十分なラブラブっぷりだし
...2014/02/21 11:17 PM
本編書いてくれ
...2014/02/22 04:04 AM
この後、何があるんだろう・・
最後になって恭介の素性が見えてきて
本編とは(世界観だけ一緒で)全く別っぽい・・?
...2014/02/24 06:36 AM
岬と恭介が被りすぎ
...2014/02/24 10:49 AM

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