732 名前:「僕の君の夜」 0[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:32:08 ID:1ySiG0VO
投下させていただきます。
分類は寝取られ。長さはそれなり。
便宜上、物語に3つの始点を設けています。

■【河口湖 11:00】主人公の日常。エロなし。導入にいたる心情を知れます。
■【男子用モーテル 19:00】発端。エロなし。ここから読むと導入部を味わえます。
■【女子用モーテル 20:00】状況。エロのみ。ここだけ読んでもなんとかわかります。

[11/25 19:48修正しました]

なにぶん、自覚はあるのですがくどくて読みづらい文章を書くので、
ある程度読み手の方に配慮して、短く読めるようにもしました。
つたないものではありますが、投下がしばらくない昨今、暇つぶしにでもどうぞ。


733 名前:「僕の君の夜」 1[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:33:14 ID:1ySiG0VO

「僕の君の夜」

 谷口達哉。16歳。
平凡というには恵まれていて、天才というには普通に努力家。
それが、他人から見た僕の印象らしい。
らしい―――とは言っても、僕だってその印象には大いに同意するし、
漠然とした捉え方で評されるのだって、逆に言えば器用貧乏で特徴のない男であるってことだろう。

ただし、僕は自分の人生に対して不満を抱いたことはない。
共に公務員で共働きの両親は、家に寄り付かないなんてことはなく、ちゃんと仲がいいし、
それなりに裕福で、しかも妹と2人っていう一般的な家庭に問題はない。
幼馴染は2人いて、歩いて1分の所に住んでいる吉川誠一とはきわめて良好な親友だし、
小学校からほとんど同じクラスで通ってきた水野美由紀だって、気兼ねせずに遊びにいける。

性格だって、最近流行りの「草食系」っていうのを差し引いても、優しくて面白い奴と評価される。
女子も男子もたくさん友達がいて、遊びに行く時には何も言わなくても誘ってもらえるのが嬉しい。

順風万端、だった。未来になんの疑問も抱かなかった。
コンプレックスなんて生来のカニアレルギーぐらいのもので、
すごく満ち足りた人生だと……若いのに年寄りみたいなことを考えていた。

あの日あの時―――あの夜に、あの窓を覗かなければ、ほんの少しの勇気を出さなければ―――

野太い肉棒が、好きな娘を、かわいい娘を、背の高い娘を、おとなしい娘を……
そして、幼馴染の娘を……食い散らかしているのを、見なければ―――


734 名前:「僕の君の夜」 2[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:34:30 ID:1ySiG0VO
■【河口湖 11:00】

 修学旅行である。
3年生になれば受験で忙しくなる。だから2年生の10月に修学旅行に行くのはわかる。
地理的に関西ではなく、関東への旅行と決まっているのもわかる。

……わからないのは、なぜ高校2年生にもなって富士山巡り、なのかということだ。

例えば二高は東京ディズニーランドに行ったし、柿谷高校は山手線圏内自由見学だと聞いている。
そこで我が校はどこに行くのかと思えば、富士山。
そう、富士山だ。雄大すぎる。地元でも山以外は同じものが見れそうだ。

という不満はどこ吹く風。
着いてみればみんな思い思いに楽しんでいるわけで、
修学旅行という雰囲気は大いに学生の心を浮かれさせてくれるみたいだ。
かくいう僕も、今スワンボートに乗りながら意外と浮かれている感じです。ひゃっほう。

「わわっ! ちょ、ちょっと漕ぎ過ぎだって!」
謎の高揚感は足に出ていたみたいで、隣でボートの梶をとっていた美由紀が焦った声を出す。
微妙に進路が傾いて……針路か? まあそれが傾いて、誠一のボートにぶつかりそうになってる。

「危ないからちゃんと舵をとってほしい」
「やっほう! なにこれ私のせいになってる!」
ガビーンと驚く美由紀。こんなやりとりだって何万回してきたであろう僕の幼馴染。
ここ1年でメキメキ(むちむち)と成長した体を除けば、僕にとって1番の親友だ。
今のところは女子ということで差し引いて、誠一と同率1位。
この凶悪な胸さえ無ければ、僕はもっと有意義にこいつと過ごせたはずなんだけど―――

「おーい見すぎだよ。えっちタツヤ」
「ごめん」
「謝られた。否定もせずに謝られた!」

僕は正直者であることを誇りにして生きている。


735 名前:「僕の君の夜」 3[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:35:24 ID:1ySiG0VO
「たーにぐちー! みゆー! 向こうの森んとこ行こーよ〜っ!」
向こうのボートから手を振っているのは大和田理子。おおわだ りこ。通称ダリ子。
クラスで1番モテる雰囲気を出していて、確かに笑顔が可愛い美少女だ。
手を振るのに身を乗り出して……相乗りしている誠一をヒヤヒヤさせている、そういうテンションの持ち主。
特定の彼氏はいないらしいが、そういう面にガっつかない誠一と一緒にいるのが楽だとか。
案外、もう付き合ってそうな気すらする。クラス1の美少女と誠一が。……微笑ましいやら大変そうやら。

「ダリ子ー落ちるなよー!」
「誰がダリ子かーっ! うわっ」
笑いながら大げさにリアクションをとったため、
大和田と誠一のボートは少し揺れ、大和田が少しバランスを崩した。

「あ、落ちた」

「落ちてないよ!? 誰を騙そうとしたんだお前は!」
美由紀のワケわからないボケにツッコミつつ、併走するボートで湖を堪能する。
河口湖はとても広くて、ボートを借りた30分間はすぐに過ぎたけど、
そもそもこの4人でいて退屈すること自体が稀だ。
好きな人たちと、一緒に知らない土地で遊ぶ。すごく楽しいんだよなあ、こういうのって。
案外修学旅行なんて、どこに行っても変わらないのかもしれない。
自由時間の3時間はこうして幕を開けた。


736 名前:「僕の君の夜」 4[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:36:19 ID:1ySiG0VO
 ひとしきり河口湖近辺を見て周り、展示物を音読し、
変な建物を笑い、変にテンション上がって大喜利をして、
そろそろお昼を食べようということになったのは13時30分のことだった。

少し歩けば集合場所に帰れるこの原っぱには、他にも何組かの学生がたむろしている。
僕たち……ボートを降りて分かれた大和田を除くいつもの3人組でコンビニに入り、
適当にサンドとおにぎり、飲み物を買った。
どのあたりで座って食べようかな。

「……さて、と。どこに座ったものかな」と誠一。
「お、アレって町田さんじゃないか? ほら」
「町田さんじゃなくて、青木さんでしょ。わざわざ遠まわしに言わなくてもさー」
目ざとい。確かに僕の指差した先には町田さんと―――青木静香。僕の想い人がいるわけで。

「そこを遠まわしに表現する男心を察してやれ、美由紀」
「えー、だって誠一。もう知らないのは本人達だけなのに、今更これなんだよ? 私は恥かしくって」
「いいだろ、僕は自分に正直でありたいんだ」
「やっほう! むしろ1周して正直だよバカタツヤ! あだっ!?」
美由紀の頭のてっぺんをコツンと軽くこづく。普段はこんなにテンションの高い奴じゃないんだけどなあ。
そうこうしつつ歩いていけば、町田さんと青木さんの前に到着する。
僕は先陣を切って話しかけた。

「や、やあ。昼、一緒しても……いいかな?」まずい、少しぎこちないぞこれ。
「達哉くん! どうぞ、2人も座って座って」
いつも通りのはにかんだ微笑が可愛いの青木静香。
黒髪を肩甲骨まで伸ばした、日本のお姫様、って風情をもってるとこが素敵で、
スレンダーで清楚な感じの体つきも、黒目がちな潤んだ瞳も……なんていうか理想的で。
とにかく僕の想い人である、とかそういう恥かしいことを考えてしまうほどに好きな人。
しかも、一目ぼれから少しずつアプローチをかけ続けて半年。正直たまらんほど仲良くなれてる。
できれば……そう、できれば修学旅行中にでも告白したいと思ってるんだなこれが。
たぶん、いや絶対、成功するはず……だといいな。

「えっと、どうぞ」
そして、無口だけどすっとシートを開けて場所を譲ってくれたのが町田舞子。
青木さんとよく一緒になる、絵に描いたような「本が好きで無口な娘」
背が低くて俯き加減だから、上目遣いで見られると……時々ドキっとしそうになる。
優しい娘だから、誠一とすごく合いそうなんだよなあ。


737 名前:「僕の君の夜」 5[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:37:14 ID:1ySiG0VO

「遊びまわってたら、私達お昼食べるの忘れちゃってさー! 静香ちゃん達もそう?」
「ううん、私たちはいくつか展示を見て回って、景色がいいからここで休んでたんだよね」
「あ、うん。私がシートを持ってたから、少し前に……」
「あそこの売店で売ってた限定のソフトクリームを食べながらね」

「俺達も本当はあそこの売店で食べようかと思ったんだけど、観光地価格は高すぎた」
「だよなー。僕も誠一もカレー1つに900円はかけられない男だったわけで」
「ということで私達貧乏組はコンビニでいつものサンドイッチを買うのであった」

「でも、僕はよかったよ。青木さん達と合流できたし……!」
「……私も、谷口くん達といると楽しいから、よかったな」
正直に、とは言えしっかり「達」と付けて心情を言葉にしてみる僕。
少し照れたように、僕の大好きな微笑みを返してくれる青木さん。
おやおやというような顔で誠一達(特に美由紀)が見てくるが、今は気にならない。

ああ、クラーク博士。修学旅行は、楽しいです!


738 名前:「僕の君の夜」 6[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:38:09 ID:1ySiG0VO

■【男子用モーテル 19:00】

 修学旅行などで富士山近辺を訪れる学生用に、モーテルが密集した村のような場所がある。
年に数十回、色々な所から訪れる学生を100人規模で泊めるという施設。
ひとつのモーテルに20人近くの宿泊ができることを考えると、確かに村っぽい。

河口湖を発ち、バスで博物館を経由したどり着いた富士山麓の森の中にあるモーテル集落。
外観はログハウス風の作りと、少し古くて素朴な三角屋根の家のものがある。
村(わかりやくすく村と呼ぼう)の中央にある広場で宿泊についての説明を受けて、
男女分かれたモーテルへ向かう。

1組の男子はログハウス風のモーテルで、便宜上「モーテル2」となっている。
管理人の人は優しそうな40歳後半ぐらいの夫婦で、
ニコニコした恰幅のいい奥さんと口ひげがダンディな旦那さんだった。
とても話のわかる管理人さんで、多少の無作法は見逃してくれたこともあって、
僕達は食堂で大いにゲームや談話をして楽しんだ。男だけのツイスターゲームも楽しいもんだなあ。


739 名前:「僕の君の夜」 7[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:39:13 ID:1ySiG0VO
 ひときわ遊び倒した僕は、一旦部屋に戻って少し自由を満喫しようと思った。
たしかにもう19時だし、17時にモーテルに入ってからはしゃぎっぱなしだった初日の疲れも出てきた。
まあ本当は、青木さんにメールをしてみたかっただけなんだけど。
女子のモーテルはどんな感じですか? とかそんな感じで話題をふって、
明日の牧場見学で一緒に回れるように話をもっていければ……

そんなことを考えながら、いったん2階の4人部屋へ戻る。
僕達のモーテルの中はホテルみたいになっていて、
4人部屋がいくつかと2人部屋がひとつ、1階には広間とお風呂と食堂、管理人さんの部屋がある。
僕は1階の食堂や広間と違ってしんとした部屋の電気を点け、カバンの中を探す。
遊ぶ時の邪魔にならないようにと、だいぶ前にカバンに放り込んでおいた携帯電話を見つけた。

と、メールが届いている。差出人は……青木さんじゃなくて、美由紀。

『やっほー、そっちはどう?? こっちのモーテルは熊みたいな管理人さんがいて楽しーよー!!
 なんかね、色々と武勇伝みたいなの聞かせてもらってる♪
 こっちはけっこう自由みたいでさ、後で遊びにこない? 裏口使っていーって管理人さんが☆秘密ね☆
 静香ちゃんのパジャマ姿とか見れるかもですぞ??? ( ̄ー ̄)ニヤリ』

あのやろーめ、堪能してやがる……
届いたのは、17時半か。1時間半も前だな。
しかし青木さんのパジャマ……いやいや、なんていうかヨコシマな意味じゃなくて、もっとピュアなアレで……
気になる。気になるます。気にならないでか。
ま、まぁ彼女のことだから恥かしがって見せてくれないかもしれないし、
女子の所に行ってるのがバレたら先生には怒られるだろうから騒げないし、
ここから抜け出してこっそり行くには誠一達の目を盗まないといけないし……うん。


740 名前:「僕の君の夜」 8[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:40:07 ID:1ySiG0VO

「俺ちょっとトイレ行ってくるよ! うん、大の方な!」

我ながら下手な言い訳だと思うが、テンションで押し切った。
あれからなんとか抜け出すタイミングを探していたのだが、
結局30分間管理人さんも交えてモンハンをするということになり、抜けられなかったわけで。
しかも早く行きたいという気持ちがはやって、色々とやらかし気味だった。

管理人さんの目を盗み裏口へ回る。
誠一だけには念のため『悪い、他のモーテル行ってくる。ごまかしといて』とメールをして
なんとか男子のモーテルを抜け出すことに成功した。
もう8時だ。
さっき美由紀に送った返信も帰ってこないし
……最悪、空気読めない感じに突入することになりかねないが……
それはそれとして、行くだけ行ってみないと収まらないのが好奇心と恋心。

―――思えば、いつもの僕なら美由紀から返信がない時点で「もう遅いから」と諦めたかもしれない
    そしてそれは、あるいはそうなら……どれだけ救われたのだろうか―――


741 名前:「僕の君の夜」 9[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:41:17 ID:1ySiG0VO
 女子の、美由紀達のモーテルは6番。それぞれのモーテルは広場を中心に円形で配置されているため
僕たちの2番からは広場を挟んで真逆の方向にあたる。
7・8・9番には女子が10人ずつ入っている。そして6番は少し少なくて8人。
美由紀と青木さんと、大和田。あと町田さんと……高野もいたな。あと3人は確かあの3人組だったかな。
女子は総じて容姿のレベルが近いグループを作る傾向があるとか聞くけど、
確かに青木さんの6番モーテルは美女ぞろいだ。

下手したら学年一モテる大和田理子に、清楚で可愛い青木さん。
青木さんほどじゃないが可愛いし体つきが凶器じみてる美由紀。
見る人が見たら確実に保護欲をくすぐられる大人しい系の町田舞子。
女子で一番背が高く、スポーツができてスタイル抜群。その体を隠そうとして逆にエロさをかもしだして、
ショートカットに少し困ったような眉毛がチャームポイントの高野ちづる。
あとは、確かけっこう遊んでる感じの3人組。あいつらも十分かわいいよな。化粧とか濃いけど。

 モーテルの外周を隠れながら回り込み、なんとか青木さんのモーテルに着く。
ちょうど8時か。

裏口らしきドアを見つけて、一旦携帯を確認する。美由紀からの返信はない。
今のうちにメールして中の様子を聞いたほうがいいかな?
どうせ行くからって気持ちが早って青木さんにメールしてなかったことに今更気づいた。
そして、暗闇に潜んで青木さんのモーテルの近くからメールで中の様子を伺う絵面の怖さにも気づいた。
ストーカーか僕は。

そういえば、美由紀のメールに「裏口使っていーって管理人さんが」って書いてあったな。
6番の管理人さんっていうと……ああ、広場で説明を受けたときに、真ん中にいた大きな人か。
10月で秋も深いというのに半袖で、腕毛が濃くて熊みたいな……男っぽいガッチリした人だったな。
あの人なら、もしかしたら男心みたいなのをわかって許してくれるかもしれない。

よし、行ってみよう。モーテルの構造って少しずつ違うらしいけど、あれが広間かな?
僕はカーテンの閉じた大きな窓に目をつける。
ちょうど左右のカーテンの合間にわずかな隙間がある。あそこから中の様子を覗いて……
覗く、か。……ま、まぁそれで管理人さんがいれば裏口をノックして話をしてみよう。

―――きっと浮かれていない僕なら、覗きみたいなマネをすることを止めていたし、
    ここでやめていれば、どれだけ……涙ひとつぶ分だけでも、救われたのだろうか―――


742 名前:「僕の君の夜」 10[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:42:47 ID:1ySiG0VO
■【女子用モーテル 20:00】

「……っ……ぁ……、……っ、ぅぁ…………!」
窓まで1メートルのところまで近づいてみると、中からくぐもった声が漏れていた。
女の子の声であることはわかるが、誰の声かはわからない。
数人の声が重なっているように聞こえるが、ガラス越しに音だけじゃあ状況もわからない。

中で体を使った遊びでもしているのだろうか、という平凡な―――平和な予想をして、
僕は人差し指を立てた程度に開いたカーテンの隙間から、中を覗き込んだ。


「ひゃっ、あ……! イクっ、だめっ……こんなの、ううっ……あんっ、あっそこは……ひゃぅ!」


 何が起きてるかわからなかった。

ただ、とにかく目に入ったものを言葉にするなら……
6……7人の裸の女がいて、2人の裸の男がいて、セックスをしている。広間で。
床に突っ伏して、膝を立て尻だけを持ち上げた格好で……
後ろから熊みたいな毛むくじゃらのオヤジに腰を突きこまれている高野さん。
そのオヤジの右手で秘所をいいように弄ばれ、
その度に顔を隠しつつもビクビクと腰を痙攣させている町田さん。
背中と両足を床につけ、オヤジに見えるように秘所を指で開きながらかかげて、
豊かな胸をいじり自慰にふける大和田。
3人組の女子のうち2人に押さえ込まれ、一糸纏わぬ体中を弄られている美由紀。
そして、中学生ぐらいの見知らぬ男の子に正常位、
両足をバンザイでもするように持ち上げられながら犯される3人組の1人。

743 名前:「僕の君の夜」 11[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:44:32 ID:1ySiG0VO

ただ、とにかく異常な光景だった。
AVの乱交モノとかで目にしたことがあるような、ネットで見つけた海外のAVでもあるかのような、
おおよそ日常とは言い難い肉と肉のぶつかりあい。
ノドから一瞬で水気が引いた。口の中が渇いて、呼吸が浅くキツくなる。
それに反して心臓にはよくわらかない熱がこもり、下半身に血が集まるのを感じた。
興奮、している。しかも興奮なのかよくわからないほどに。
ズボンの中で痛いほどにいきり立ったものに突き動かされるように、僕の眼球はより詳しくそれを見つめる。

まず、高野さん。
スポーツが得意で、引き締まっているのに出ているところは出ている体。
それに見合わない落ち着いた物腰と少し抜けたところのある女の子。
夏に体育着を着ているだけで多くの男子の視線を釘付けにしたあの身体は、
一糸纏わず……いや、液体にまみれただけの上気した肌をさらして、
オヤジに尻を鷲づかみにされ、後ろから腰を突きこまれている。
何かに耐えるように結ばれた口は、時折だらしなく開いてヨダレや言葉にならない喘ぎ声を垂れ流す。
突っ伏した上半身で潰されるように絨毯へ押し付けられた豊かな乳房も、薄く桃色にそまりながら男の欲情をかきたて
手を伸ばさずには蹂躙せずにはいられないような柔らかさでぐにゅぐにゅと形を変える。


744 名前:「僕の君の夜」 12[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:45:44 ID:1ySiG0VO
荒々しく、ピストン運動と呼ぶにはランダムに方向や動きを変えすぎるオヤジの腰の動きが激しくなる。
ぐりんぐりんと悪夢のような動き方をするたびに、高野さんの腰がビクビクと快楽に打ち震えた。
毛むくじゃらの股間は汗か何かでびちょびちょに濡れ、
その中心から生えた肉棒もてらてらと光っているように見える。

見える、というのは巨大な肉の……そのほとんどを
高野さんの尻……おまんこの中に埋めていて、引き抜く一瞬だけしかわからないからだ。
ものすごく太い、それで黒い。
あと、あれだけ激しいピストンでまだ亀頭が見えないことを考えると、
無茶苦茶長い。ハッキリ言って、ほとんと全部が見えないからこそ逆にものすごいでかさだとわかる。
そんなものが根本までぐっちゅぐっちゅと乱暴に突き入れられ続けている。

見れば高野さんのおまんこからは、とめどなく汗とは違った量と粘りの蜜が垂れている。
ふいにオヤジの動きがゆったりとしたものになって、
高野さんが呼吸を直すようにふーふーと獣のような息遣いでつっぷす。
若い17歳のスポーツで引き締まったおまんこと肌触りを堪能するように毛むくじゃらのオヤジが動いた後、

急に今までで一番激しくちんぽを突き入れた。

高野さんは背中を弓なりに限界まで反らせて、口を開け舌を出し目を見開いて
……その衝撃を快楽を僕に教えてくれた。
指の背まで毛が生えたぶっとい指が大きな尻に食い込み、
自分の太い腰を突き入れるたび甘い尻をひきつけて叩きつける。

ぱんぱんっぐちゅずぷずぷパンパン……ばすんばすん、ぱちゅんっぱちゅん

「あっあっあっ……! だめっ、中っ、膣内(なか)が全部……ひろがっちゃうあぁっ!! あっあっ!?」


745 名前:「僕の君の夜」 13[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:47:03 ID:1ySiG0VO

AVの画面越しでは聞こえないほどの生々しい音が、ガラス越しでもハッキリとわかった。
ガラス窓に顔を押し付けるようにして見ていた僕にも、
チャームポイントのいつも少し困ったような眉毛が、快感で震えながら歪んでいくのがわかった。
高野さんは感じている。オヤジのでかいモノを散々突きこまれて、イキまくっている。

「あぁ……また、あっだめこれ……弾ける…んふっ! あぁん!! ふあっ、おちんちんすごいっ!
 おまんこっ! なひゃっ、ぐひゅぐひゅっへ……ん……ンっ、あっあっ、すごっ、ふぁああーーーーーーっ!!」

普段からは想像もできない卑猥な言葉を叫んで絶叫し、全身を張ってビクビクと痙攣した高野さん。
オヤジの毛むくじゃらな腰がみっちりと、豊満で柔らかそうな尻に隙間無く完全に押し付けられ、
肉棒は完全に高野さんの膣内に収まった。
そして、ビグンビグンとさらに奥に突き入れるように数度震える。
その度に高野さんは行き場の無い衝撃を受け止めるようにゾクゾクゾクッと背筋を反らせた。

そのまま数秒。
長い長い数秒が過ぎて、くたりと絨毯の床に崩れ落ちた高野さんの腰から、オヤジが離れる。
ずぷりと、馬鹿でかい亀頭が引き抜かれたとき、高野さんはまた少し痙攣して、
ふぁ……と一声発し、恍惚の表情でおまんこから……こぷこぷと大量の精液を吐き出した。

モデルにしっかりと脂肪と筋肉をつけたような、
理想的でとにかくエロい身体をしたスポーツ少女の高野ちづる。
体中を汗と愛蜜と精液にまみれて、だらしなく恍惚の表情で横たわっている。
この上なく淫靡で欲望を掻き立てられる、そんな光景だと思う。


746 名前:「僕の君の夜」 14[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:47:58 ID:1ySiG0VO
 オヤジはゆっくりと立ち上がり、半立ちでも僕の勃起より二周りはあろうかというちんぽをぶらぶらさせながら、
少し前まで片手の指先だけでいいように悶絶させて、
傍らにぐったりと横たわらせていた町田舞子の足元へ向かう。

喘ぎ疲れたのか、それともこの状況に絶望したのか……
脱力してくてりと身体を投げ出して目を瞑る町田さん。
いつも静かで、小さくて女の子らしい体つきにくりくりとした節目がちな瞳と、
遠慮がちな上目遣いが可愛いあの娘は……
今その慎ましやかだが肉付きのいい、少しぽっちゃりとした少女らしい体を全裸のオヤジの前に晒していた。

オヤジが町田さんの腰のあたりをまたぎ、ガニ股でゆっくりとしゃがむ。
腰を落ち着けるのではなく、スクワットの途中のような形で足だけでバランスをとると、
垂直に垂れ下がったちんぽの先が町田さんのヘソのあたりにぼとりと触れた。

「ん……ふ……あぅ」
それに気づいた町田さんがゆっくりと目をあけ、自分をまたぐ大男を見つめ、
そろりと視線を落として肉棒を認めた。

この異常な状況において、まだ僕が持っていた正常な思考は、
町田さんが黒光りするグロテスクなそれから目をそらす、ということを望んだが……現実は違う。


747 名前:「僕の君の夜」 15[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:48:43 ID:1ySiG0VO
町田さんの手が優しく、オヤジのちんぽに添えられる。
手の平でゆるゆると濡れた幹をなぞり、包んでいく。
やがて両手を添えて形を確認するようにしごき始めたとき、
オヤジの毛むくじゃらな腕が寝そべった彼女の背中に添えられた。
上半身だけを起こすようにし、
ちょうどガニ股の中心部―――ちんぽの付け根あたりの高さに口が来るように町田さんを起こす。
それに抗うでもなく、長く太くずっしりとした肉棒を両手の平を縦につないで乗せて、
20センチ近くあるそれを愛しそうに見つめる。

「ん、ちゅ……ちゅぷ、くぷ……んっはむ……んく」
今度こそ、僕の常識は崩壊した。小さな口が、下ネタが出ると恥かしそうに閉じる薄い唇が、
町田さんの唇が、オヤジのゴツゴツとした亀頭に口付けをしたのだ。
まるで毛むくじゃらの股間からホースが生えていて、その先から甘い蜜でも出るかのように
黒光りする鈴口とのキスを続ける町田さん。
恋人と人目をはばからず唇を重ね続けるように、ロマンチックに触れるそれは、
高野さんの蜜と精液で濡れたオヤジの亀頭。

ちゅぷ、ちゅぷ……ぺろっ、ちゅるるっちゅっちゅっ、くぷ、はむっ、ぬちゅり

やがて、我慢できなくなったかのように亀頭をぬっぷりと口の中に収める。
完全に勃起していなくともゴルフボールのようなサイズの亀頭をしゃぶるだけで、
彼女の口は限界まで開ききっている。
しかし、そこから漏れ聞こえる音と吐息は……口の中で舌がどれだけエロく動いているかを想像させる。
薄く淡いピンク色の唇は、凶悪に張ったカリ首のエラをはむはむと刺激し続ける。

彼女のどこにこんな淫靡なテクニックが隠されていたのだろうか。
首を傾げるように口全体を回転させ、喉まで使って少しでも奥を使い、開いた手で茎と玉袋を刺激し、
少しでもオヤジに快楽を与えようと絶え間なく貪欲に動き続ける。


748 名前:「僕の君の夜」 16[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:49:57 ID:1ySiG0VO

やがて、ムクムクと根本から反り上がってその太さを増し……
口の中に収まりきらなくなった亀頭を町田さんが吐き出したとき、
オヤジの股間……極太の凶器、女を屈服させるために作られたかのような形をしたちんぽが姿を現した。
僕のものだって決して小さいほうではない。むしろ他よりは大き目のものだけど、その2倍近いサイズ……
亀頭がはれ上がって、サオの太さだってものすごいのに、そこからさらに岩のように開いたカリ首。
黒光りして、淫蜜に濡れて、ぼこぼこと走った血管がグロさを際立たせている。

男の僕とは違った意味で、ビクンビクンと脈動するちんぽに言葉を失った町田さん。
はっと気づいて、蜜に濡れた陰毛が黒く茂ったオヤジの股に顔を寄せて
「おっきぃ……おちんぽ……」
ほお擦りしながらつぶやいた。

その後、少女のような身体の殆どの部分にちんぽをこすり付けられながら、
ぐちゅぐちゅとおまんこを愛撫され続けた町田さんは、
挿入もされていないのに悦びの笑みを浮かべて再び力なく横たわった。
彼女の身体は、小さく起伏こそ少ないものの、よほど肌触りがいいらしい。
オヤジが手の平で体中をもみしだきながら
肌そのものに挿入でもしようとしているかのごとくちんぽを突き立てる様は、
ほとんど強姦か何かのようだったが、一貫してそれを愛しそうに受け入れて視線を外さなかった彼女は
よほどあのオヤジの虜になっているのだろう。


749 名前:「僕の君の夜」 17[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:50:43 ID:1ySiG0VO
 ここで、1人でオナニーに励んでいた大和田理子が、たまらなくなったのかオヤジの背中に飛びついてきた。
どこをとっても満遍なくスタイル抜群と言える身体を体毛茂る男の体になすりつけながら、
おねだりをするように後ろからちんぽをこね回す。

「……おじさぁ〜ん、リコの、リコのおまんこが切ないの……セックスして……ね?
 わたしがんばるからさぁ……」
まるで売れっ子AV女優のようなエロい流し目で舌なめずりをする大和田に、普段の可愛さはなく、
そこにはただただ淫猥で性欲に満ちた1人の「女」がいた。
満足そうに、猫をあやすような手つきで大和田の身体を触ってから、オヤジは大の字に床に寝そべった。

「パイズリしろ。わかるだろ?」
今まで獣のようにギラギラと笑みを浮かべて女を貪るだけだったオヤジが、初めて言葉を発した。
それは威圧的で低い声。しかし大和田はそれにむしろ喜ぶようにしてオヤジの股間に顔をうずめた。

「うん、わかった! おじさんのおっきいから、挟みきれないかもしれないけど、ごめんね? ふふっ」
慣れた手つきで乳房の合間に野太い肉棒を挟む大和田。
「おっきいから挟みきれない」という言葉がリップサービスにもならないぐらい巨大な黒い肉棒は、
白く淡い桃色に染まった健康的な17歳の肌とコントラストをつくって、信じられないぐらいエロく感じた。
やがて、初めて生で目にするパイズリが始まる。
寝そべったオヤジの天井を向いたちんぽを、ふわふわと柔らかそうな乳房で挟みしごいていく。
本来はローションか何かを使って行うのだろうが……
愛液や唾液でてらてらとぬめるそれには必要ないようだった。
十分に大きな、それでいて形のいい大和田の胸をもっても挟みきれない極太の肉棒は、
しごいている彼女の口元に攻撃的な亀頭を晒している。


750 名前:「僕の君の夜」 18[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:51:43 ID:1ySiG0VO

「はぁ……はぁ、これあつぅい……! んちゅ、あむ……んっんっ……んぐっ、んぐ……ちゅぷ」
とんでもなくエロい光景に、僕の亀頭も痛いほど張り詰めた。
胸で挟んでパイズリをして、さらに飛び出た亀頭を口にくわえて
ぬちゅぬちゅと音をたててフェラチオするクラス1の美少女。
夢中になってオヤジのグロテスクなちんぽを嘗め回す美少女の口から、
よだれが漏れて、空気が漏れて、ぐちゅぐちゅぬぷぬぷと卑猥な音を立てる。
舌先でチロチロと鈴口を刺激し、亀頭のエラをこそげとるように舌でぞりぞり舐めとる。

ちゅぶ、ちゅく……ちゅるっ、ちゅぽん。ぬっちゅぬっちゅじゅりゅ、ぷちゅ。

恐らく、それを一番近くで見ているオヤジには
僕とは比較にならないほどの刺激が耳と目と、そして股間に届くのだろう。
想像しただけで、下半身に血じゃないものがこみ上げてきて、ぐっと股間を押さえた。

「あんっ、もう元気すぎぃ……すごすぎるよぉ……。
 おじさんのこのおちんちんで、みんなトリコになっちゃったんだもんねぇ。んっ、はむ……ちゅ。
 ねぇ、いっつもこんなことしてるのぉ……? 泊まりにきた女の子を、んぐ……食べちゃう、あむ……
 わる〜いおじさん♥」
「いつもじゃねえよ。ヤロウが泊まることもあるし、ハズレの時だってある。
 まぁ、今回はお前らみぃんな、美味しく食べつくすけどなぁ……」
寝そべって腕枕をしながら答えたオヤジの言葉に、今更ながら衝撃を受けた。

そうだ。そもそもなんでここでこんなことが起きてるんだ。
学生がレイプされている。モーテルの主人に。
しかもあの言葉に従うなら……
あのオヤジのちんぽが「みんな」トリコに……あんなでかいものがみんなに入った?


751 名前:「僕の君の夜」 19[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:52:42 ID:1ySiG0VO

言葉を失って食い入るように次の言葉を待つが、オヤジが足の指先で大和田を弄りはじめたせいで、
彼女もフェラチオとパイズリに夢中になってしまって話が続かない。

心の中に重く深く苦しい行き詰まりを感じながら、それでも僕はその光景にズボンを膨らませ続けていた。

やがて大和田は辛抱たまらなくなったのか、
オヤジのスネにおまんこを擦りつけながら、情熱的なフェラに移行した。
町田さんが遠慮がちに咥えたそれとは比較にならない、喉の奥まで使ったプロのような動きだった。
バキュームフェラ、顔を高速で上下させながらのディープスロート、
喉まで使ってさらに舌を動かしまくる激しいもの……

こうして見ると、大和田のものは経験からくる男のための技で、
町田さんのは知識を元に恐る恐るだったことがわかる。
おお、とその動きと感触に舌鼓を打ったオヤジは、嬉しそうに股間で濡れている大和田を見下ろした。

「……おおーい、タツヤぁ! お前、こいつのまんこに入れてやれ!」
気を良くしたのか、さっきまで部屋の隅で3人組を犯していた中学生ぐらいの少年に声をかける。
一瞬身を硬くした。僕の名前を呼ばれたのかと思った。でも、恐らくの少年の名前がタツヤなのだろう。
バレているわけがない。
あの乱交の宴とは別世界、寒く暗い外、僕はカーテンの2センチほどの隙間から目で覗いているだけなのだから。


752 名前:「僕の君の夜」 20[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:53:42 ID:1ySiG0VO

「親父、俺今からこっちの娘に入れるとこだったんだけど」
「先にこっちだ。お前のでけえのぶちこんでやれ」
気絶したように―――あるいは気絶して動かない女子を置いて、全裸の少年がやれやれと立ち上がった。
オヤジのものを見たときと同じように、僕はまた衝撃を受けた。

本当に中学生2、3年生ぐらいの小柄で筋肉の少ない短髪の少年。
全裸で立ち上がった彼の股間には、オヤジに勝るとも劣らずのとんでもないものが反り返っていた。
しかも立ち上がった反動で、軽く腹を打ったようにさえ見える。
オヤジのものが、太く黒くでかい……女を屈服させるための大人の肉棒だとするなら、
少年のものは、太く白くでかい……女で遊び倒すための若者の肉棒だ。
ピンク色の亀頭は張り切り、オヤジよりも急角度で反り返っている。
歩くたびに硬さと勃起力を誇示するようにビンビンとバネみたいに震えている。

「ん、ちゅぷ……あはっ……タツヤくんのもすごぉい♥
 ミクもユリコも初めてだったのに、そんなのでメロメロにしちゃったんだ……んふふ、こっちこっち♥」
と、そのタツヤという少年に向かって、ふりふりと蜜を溢れさせる秘所を開いた尻を振る。
ミクとユリコというのは、端で横たわっている娘とオナニーにふけっている娘……3人娘か。
初めてだった、ということはあの3人は処女であんなものを受け入れたのか。しかもメロメロになるまで……

「まぁ、俺ら親子のちんぽとテクを味わったら、もう他の男じゃ満足できねぇだろうなぁ」

いったいどれだけの時間、どれだけの密度でこの乱交は続けられていたのだろうか。
美由紀からのメールが17時半。どう考えてもその時点で犯されているとは考えづらい。
その1時間半後の19時に送ったメールには返信が無かった……少なくとも、1時間。
僕が流行りも終わりかけのモンハンで一喜一憂してる間にも、このモーテルの女子達は犯され……
セックスし続けていたっていうのか。処女が快感で気絶するまで?


753 名前:「僕の君の夜」 21[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:54:33 ID:1ySiG0VO

「んはぁぁ〜〜ん!! す……ごっ、これ……すっごい! あっやっ……ひぅっ……!」
僕が葛藤の中で悩み込んでる間にも、状況は進んでいた。
誰もが目を止めるような美少女が、全裸で目に涙すら浮かべて中学生に後ろから貫かれている。
少年のガツガツとした貪りは、恐らく大和田の膣内をめちゃくちゃにかき回している。
急に与えられた刺激の大きさに、彼女はオヤジへのフェラチオも止めてただうつむいて耐えていた。
時折口から漏れる吐息が、その衝撃の大きさを僕に伝える。

「んっふっ…ン……あっあっあっやっだめっ……そこっ、あああっうっん……ひっ、りゃっだめっ……!
 イクイクイっちゃう!? あっんんっ! ♥♥♥〜〜〜〜っっ!!」

ずっちゅずっちゅずぷん、ぬちゅる、ぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅ、ぱんぱんっぱんぱんぱんぱんぱん

オヤジとは違う若々しい動きは、大和田に今までの娘とはまた違った反応をさせていた。
限界まで引き抜いて、おまんこの奥深くまでちんぽを送り込む。速く速く何度も何度も。
単調なだけの動きですら、過呼吸を起こしそうなまでにあえいでいることを考えると……
反り返ったちんぽが当たるのだろう。彼女にとって弱点であるところや、膣内の敏感な部分に。
突き刺さるように抉っているのだろう。
彼女の膣内がどのような快楽の暴力に晒されているのかは、もはや明確だった。


754 名前:「僕の君の夜」 22[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:55:23 ID:1ySiG0VO
「あっ、あん! はぅぁ……んっんっんっ、あああーー! こんなの……すごすぎれぇ……りゃっ、あっ!
 おっく、に……ごんっごんっってぇ!! あらってるよぉ♥」
「おいおい、こっちも忘れないでくれよ? そら」
「あむっ、ふぐっ……!」
とろけきった、アヘ顔とでも言うのだろうか……
イってしまったような顔を晒して打ち付けられ続けている大和田。
恐らく小刻みどころでなく、本格的な絶頂が連続して訪れているような、
ずっとビクビクと背筋が張り続けている。
そんな彼女に笑いかけながら、ますます大きく張り詰めたちんぽを、
腰を浮かして彼女の顔に押し付けるオヤジ。
3度目に押し付けた時に、勢い余って喉の奥深くまでずるんっと肉棒が入り込む。
今度こそ大和田理子は目を見開いた。

「親父っ、俺そろそろ出すよ?」
「おう、出せ出せ。そいつはお前にやるよ、ははは」
大和田を押しつぶすように、バックで腰を打ちつけながら背中に圧し掛かる少年。
―――とはいえ体つきはむしろ彼女より小さいため、抱きつく弟のようになる。
しかしその右手は、無情にも抱きしめるようにクリトリスを弄び刺激している。
左手は乳首をこりこりとねぶる。


755 名前:「僕の君の夜」 23[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:56:12 ID:1ySiG0VO

「あっそんな、あっあっあっ……! んっ、もっだめっらめぇ……あああっうん、あぅ……!
 おちんひんがぁ、いってる、太ぉいナマのオチンチンが、あっあっうああん!
 こどもっ、こども孕ませるって言ってる! わたしのなか、せーえき出すってぇ!!
 やっ、いまおっきくなった! あっあっうあぁん! だめっ、カリが広がってぇ! あっあっあっあっ!!」
目を潤み、ただひたすら貪られるメスとして感じまくる大和田。
性感帯の全てを刺激され、力なく横たわりおまんこに突っ込まれ続け、
あまつさえ熱いオヤジのちんぽに顔を押し付ける形で上から圧し掛かられている。
今彼女の心の中にあるものは肉と快楽だけであろうことは、童貞の僕にも予想がついた。
みんな、こうして虜になったんだろう。

「いっ、いく! 出すぞ、俺の精子……受け取れ!」

びゅるるるる、びゅぐびゅぐっびゅくっ、どびゅぅ

「あっあっ、くりゅっ、すごいのくる、死んじゃう死んじゃっ……♥♥♥〜〜〜〜っ!!??」
声にならない叫びを上げて、もはや背筋を反り返らせることもなく、
恐らくただおまんこと性感帯だけを感じて絶叫した大和田。
彼女の身体は力なく崩れ落ち、
太く硬い杭で突き刺された尻だけが掲げられた格好で気絶しているようだ。
あるいは、ただ人間的な思考を全て失って立ち上がることすらできないほどに堕されているのかもしれない。


756 名前:「僕の君の夜」 24[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:57:29 ID:1ySiG0VO
 気がつけば、僕はズボンの前を空けて自分のものをしごいていた。
射精寸前でおあずけされたように、この光景を前にまだ出していなかったのは
凄すぎて思考が追いつかないという奇跡で、
射精したいという残酷な欲望が脳と下半身を駆け巡る不幸だった。

「お前もやるようになったなぁ。えぇ? ターツヤぁ〜」
「若いからな。年寄りには負けないよ」
「ハッ、まだまだ腰の使い方が甘いくせに何言ってる。こいつは俺のもんでもう落ちてたんだ。
 お前だけじゃここまではできねぇんだぞ?」
「ちぇ、エロ親父め。そろそろ引退しろよ」
「ばーか。俺ぁ80のジジイになっても女を食いまくるぜ? それが男の生き方だ!」
「言ってろ」
他愛の無い会話を交わしながら、2人してソファに座り込む。
巨大な肉棒をビンビンにしたままソファに座った全裸の少年と親父。
その周りには自慰にふけるもイキ疲れるも、息も絶え絶えな全裸の女子高生達。
この上なく奇妙な状況に、もはや僕は……なれ始めていた。
心のどこかでこの状況を楽しんですらいたのかもしれない。

「親父、そろそろかな?」

―――でも、それはすぐに打ち破られる。

「おう、じゃあメインディッシュにぶちこんでやろうか!」


―――僕は忘れていた。誰に呼ばれて、誰を求めて、ここに来たのかを―――


757 名前:「僕の君の夜」 25[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:58:22 ID:1ySiG0VO

「あの、シャワー、ありがとうございました。身体、洗ってきましたので……その……」
「えへへぇ、静香ちゃんが来たから、やっと私も可愛がってもらえるね♪」

バスタオルで包まれた肢体、恐らくその下には何も来ていないあの娘が、
いつものはにかんだ笑顔で広間に入ってきた。

その横で、唯一ただ1人、この部屋にいた女子の中で精液に汚れていない僕の幼馴染が、
心から喜んで言い放った。

「あ……あ、あ……あぁ…………!」
声が、出ていた。僕の声だと気づくのに少しかかって、
中の4人には気づかれていないかと怯えるのに少しかかった。
幸い、息だか声だかわからないような僕の嗚咽は誰にも聞こえず、僕の心を抉るだけで済んだ。

「ようやく、私のここ使ってくれるんだね……? もうとろとろだよぉ、美由紀の処女おまんこぉ……」
全身の血の気が引いた。僕の知ってる美由紀はこんなことを、こんな淫靡に言う奴じゃない。
1度下がった上半身の体温を奪い取るように、キリキリといたいほど張り詰めた僕のもの。


758 名前:「僕の君の夜」 26[sage] 投稿日:2009/11/24(火) 23:59:31 ID:1ySiG0VO



ぱさ、と……タオルの落ちる音がした。

好きなんだ。本当に好きなんだ。愛してるって言ってもいい。明後日、いや明日告白するつもりだったんだ。
僕にとってその人は特別で、大切で、だからやめてやめてやめてやめてやめ―――

「私は、おじさんのおっきなおちんちんで、……その、ぉまんこ……に、セックスしてほしいです」

 射精した。
触れてもいないのに、年下であろうあの少年にも
……ましてや最愛の人が求める、あのオヤジのちんぽの半分しかないみじめなものが。
身体から大切なものをが全て抜け落ちるような、心とかそういうものが全部精液として出て行くような、
今までで一番たくさんの精子が僕から、抜け出ていった。

「よーし、じゃあ俺が下になるから……ほれ、おねだりしてから、自分で入れてみろ」
「……はい♥」

「親父ぃ、いいのか? こっちのエロエロねーちゃんは俺がもらうぞ?」
「おうよ、若ぇうちはわからんだろうが……身体のエロさだけじゃねぇんだよ。
 処女はやるから、よくほじくっとけ。後で交換してやる。
 ま、俺のでガバガバになってるかトロットロにとろけきってるだろうがな、はははは!」
「やん、もう処女を奪ってもらった時で、私のはとろとろのふやふやですよう……♥」
「だろうなぁ! 俺も年甲斐なく興奮しちまった。フルコースで責めてやったら、すぐにダメなったもんな!」

「えへへ♪ ……はぁ、じゃっ、じゃあ、いきますね。
 私、青木静香の、えっちなえっちなパイパンおまんこに……
 おじさんのおーっきいおちんぽ、ぐちゅぐちゅってぶちこんでください♥」


759 名前:「僕の君の夜」 27[sage] 投稿日:2009/11/25(水) 00:00:25 ID:1ySiG0VO
 オヤジの腰をまたいで、膝立ちでギリギリおまんこの入り口に触れていた長く硬い肉棒。
その亀頭と膣口が触れた瞬間、くちゅっと甘い蜜の音がして、びくんと静香の身体が震える。
次の瞬間には亀頭が膣の入り口をめりめりと押し広げ、
カリの寸前までが無毛でつるつるのおまんこに飲み込まれた。

「あっ……はぁ……お、おっきいです……」
「ほら、まだまだ全然はいってねぇぞ?」
オヤジがグっと力を込めて、ちんぽだけをビクンと動かした。
「ひゃっあっ、そんな……いま、いま入れますからぁ……待ってぇ……!」
オヤジの体毛が茂った腹に両手をついて、ぐちゅぐちゅと尻を左右に振る静香。
あ、は……とえも言われぬ吐息を漏らして、ぐぐっと腰に力を込める。
「んはぁっ!? ふ、ふとぉぃ……ごりごり、してます」
「おぉう、俺のデカマラのカリが飲み込まれたぜぇ? やっぱ、お前の中はいいなあ」
「あ、……ありっが、とう……んふぅ! ございま、すぅぅ……あっ、あぅ♥」
ぐちゅん、と巨大な亀頭のエラを無毛でピンクの、幼く清楚なおまんこが目いっぱいに開ききり、
嬉し涙のような蜜液をとろとろと流しながら受け入れる。
その折に擦られた膣内、膣口、膣壁、その全てが……僕の好きな人の、さっきまで処女だったおまんこだ。

「ふ、ぅ……はぁ……あ、うん……ひぅ……」
ずりずりとにじり寄るように、少しずつ少しずつ静香の腰が落されていく。
力を失って一気に貫通されないように、むしろ押し上げる力を込めているようにも見える。
しかしガクガクと震えながら、白く透明感がある肌はドス黒い肉棒へと向かっていく。
オヤジはその様子をニヤニヤしながら見ている。自分で入れれば事は一瞬だろうが、
あえてこうさせることによって征服感を煽ったり、静香に感じさせようとしているのだ。

「おーら、あんまり遅いと俺の息子が泣いちまうよ〜」
「あっやっ! 中で、ふぁう、膨らませ……ないで! そんなの、だめっ、あぅぅ、あぁん♥」
オヤジが股間に力を込めると、まだ飲み込まれていない茎がグッと僅かに膨らんだ。
恐らく静香の膣内で、あの岩みたいな亀頭がそれ以上に膣壁を押し広げているのだろう。
なだらかできゅっと締まった腰が、ガクガクと快感に震えた。

「ふぅ〜……はぁ、はぁ……んっ、あ……っはぁ!」
深呼吸をして、汗に身体を濡らして、大きくは無いもののツンと張った形のよすぎる胸を上下させて、
決意をしたように息を整えてから、

ぬぬぬぬっぬちゅっずぶん

「はぁぁぁぁんっ!! かっはっ……! ふ、ふとぃ……ですぅ♥」

彼女の膣は、ぴったりと隙間無くオヤジの股間へ密着した。
あんなに巨大なものが、子供の腕ほどもある凶悪なちんぽが、
彼女の中に隠されてしまった。すっぽりと、ぬっぷりと……

全てを出し尽くしたと思っていた僕のものは精液に汚れたまま、痛いほどに張り切った。


760 名前:「僕の君の夜」 28[sage] 投稿日:2009/11/25(水) 00:01:24 ID:1ySiG0VO

「で? ふとくて、どうなんだ?」ニヤニヤとしながらオヤジが問う。
「ふとくてぇ……んっ、あっ……かたぁくて……♥ 私を女にしてくれた、あっ、亀頭が……でっかい……!
 すてきなおちんぽぉ……私の中、ずっぷり入ってますぅ……!」
「その素敵なちんぽは、入ってるだけで満足か? ん? どうだ? ほら?」
「あっあっあっ、ひゃっひゃめっ……! ああああっ、ああっ、んああああ〜〜〜っ!!??」

根本まで完全に繋がったオヤジと静香の腰。オヤジがほんのわずかゆするように揺すっただけで、
人形劇の人形が振り回されるように、オヤジの上で静香が踊る。
あの男の腰の動きひとつで、
狭いながらも柔らかくしなやかな膣内をちんぽが暴れまわったことはすぐに想像できた。
彼女はその動きを再現するように、がくがくと身体を揺すって
そこから起こる新たな刺激に耐えてることもできず、
まるで洗脳でもされたかのように、オヤジの肉棒の動きひとつひとつに翻弄されている。

「おろ? もうイっちまったか。はっはっ、まったくお前は淫乱だなぁ!」
「……ちっ……ちひゃい、ますぅ……。も、もう10回いりょう、イっ、イって……止まんなっ、ひっ♥
 こんあの、私知らないぃ、知らないよぅ……あっ、ひゃっ、……んっあんっ、ああん!」
恥かしがりながら、真っ赤な顔を押さえ、ツンと張った乳首も薄く桜色に染まった胸も、
なだらかな腹も、無毛の恥部も、クリトリスも膣口もふとももも……肌の全てを晒した黒髪の女の子。
顔を隠した指の合間からは、
いつものはにかんだ笑顔とは似つかない快楽に蕩けきった若いメスの顔が覗く。


761 名前:「僕の君の夜」 29[sage] 投稿日:2009/11/25(水) 00:02:12 ID:1ySiG0VO

「おちんちん……すごすぎる、すごすぎるよぉ……あ……♥」
「うぉっし、じゃあそろそろいくかぁ?」
「え、あ……」

ぬちゅんっ

「ひっ!?」
オヤジの上半身がぐわっと起きる。繋がったままの静香はモロにその動きを膣内へ浴びせられ硬直。
ギラギラとしたオヤジの目が静香の顔のまん前へ
そして潤んだ彼女の瞳を認めると、唇へむしゃぶりついた。

ぐっちゅぐっちゅずんずんずんずんぬちゅちゅっぶちゅん、ばちゅんばちゅんばちゅんばちゅん

「んぅっ、んっ……! んっ、っ、っ♥♥♥♥〜〜〜〜っっっ!!??」
オヤジの濃厚なキスが始まった直後に、
子供を抱きかかえるように繋がったままで猛然と毛むくじゃらの腰が突き入れられた。
突然のことが2つおきて、一瞬反応できなかったのは彼女の不幸だろう。
そのわずか一瞬に叩き込まれた刺激・快楽・衝撃……
それらは一瞬遅れて、今感じているものと同時に襲ってきた。
自分の中身をぐちゃぐちゃにされるような、圧倒的なセックス。
男と女の、ちんぽとおまんこのどちらが主人で奴隷なのかを叩き込むような、
3時間前には確実に処女だった清廉な少女にはあまりに規格外すぎる肉欲の刺激。

声も出せずに、息も吸えずに、
オヤジの太い舌と極太の肉棒に肉を貪られながら、静香はとめどない絶頂を迎えた。


762 名前:「僕の君の夜」 30[sage] 投稿日:2009/11/25(水) 00:02:59 ID:1ySiG0VO


「ん、じゃあ処女もらうからね、おねーさん」
「うん、達……タツヤくん。おじさんの命令とは言え、
 さっきから私のことだけ仲間はずれにするんだもん、早くぅ」
「仲間はずれって、おっぱいもおまんこも弄ってあげたじゃん。親父も、あの娘たちも一緒にさ」
「……でも、おまんこに入れてはくれなかったぁ!」

「普通、挿入無しの愛撫だけじゃ……こんなすぐに言うこと聞かないよ? どんだけエロいのさおねーさん」
「うそうそっ! あんなにすごい触られ方したら、女の子なんてみんなバカになっちゃうよ」
「……入れるよー」
「やっほう! 無視されたよ! 達哉のばかー! ……あ、タツヤくんだった」
「緊張感ないなぁ……」

「これでも緊張してるんだぞぉ?
 だから、ほら……早く私のおまんまんに、タツヤくんのおちんちんぶちこんでぇ……♥」
くぱぁ、と蒸気すら上げかねないほどに温まったオマンコを両手で押し広げる。
いわゆるまんぐり返しと呼ばれる体勢で少年を誘う美由紀の身体は、とんでもなくエロい。

かねてから、身体だけはグラビアアイドルと遜色ないけど
幼馴染だからって理由でそういう目を向けないで来たアイツの身体。
こうして裸で、しかもとろとろにふやけきったおまんこを開いて誘惑する処女……
そんな状況になってみれば、アイツにかなうグラビアアイドルなんて見たことがないことに気づかされる。

763 名前:「僕の君の夜」 31[sage] 投稿日:2009/11/25(水) 00:03:53 ID:kHtiAy3j
DカップだがDカップ以上に張りと存在感がある凶器みたいなロケットおっぱい。
運動好きだからか、きゅっと欲情を促す形にくびれた腰。
たれるでもなく張り詰めてふるふるとゆれる大きな尻。
ふとももも足首も腕もうなじも、アイツの身体なんて世界で5番目ぐらいに理解してる。
だからこそ、アイツの身体は今……ここにいる誰よりも、そして学校中の誰よりもエロくてやばいことがわかる。

そんな身体に、とろとろのおまんこを見せ付けられてるあの少年は今、どんな気持ちだろう。
聞くまでも無い。
僕のいきりたったものより倍はあり、女体を責める形をしたあのちんぽがガチガチになっている。
ゴクリと、僕と同じタイミングで喉を鳴らし、
そいつの亀頭が美由紀のおまんこの入り口にぐちゅりと触れやがった。

ずぶぶぶぶぬぬっじゅぷん

「ふぅあああああああああああっ〜〜〜!!??」
「あっがっ……キッツこれ……! はんぱねぇ!」
あろうことか、その反り返った巨根を一気に美由紀のおまんこに沈めた少年。
その茎がまだ数センチ入らずに残ってるところを見ると、いきなり膣の奥を突いたのだろうか?
呼吸もできずに目を見開いて、ただただ耐えている美由紀。むしろ強烈な締め付けに驚いたような少年。

「いっかい、ほぐすぞ。よい……しょっと!」
「あっあっあっあっあっ、うぁっひゃぅ! っっっ〜〜〜!!」
ゆっくり、ではなくしっかりと美由紀の奥を削るように開拓していく少年の腰使いに、
ただただ声を絞り出すように喘ぐ美由紀。
恐らくとんでもない痛みなのだろう、目をきつく閉じて涙をこぼしながら首をぶんぶんと振っている。
怒りのようなものがカァっと沸いてきた。僕はどうするべきだ―――

「ふっ、どうよ? よっと、これでいいんか? ほりゃ」

「ああああああああ〜〜〜!!! 最高最高最高ぅ! こんなのっ、こんなすごいのっ!!
 気持ちよくて、おまんこっ、おまんこ! イキっぱなしなの! あっあっあっ、ふぁっ、♥♥♥〜〜〜〜っ!!」


764 名前:「僕の君の夜」 32[sage] 投稿日:2009/11/25(水) 00:04:51 ID:1ySiG0VO

どうするべきでもなかった。僕が入る必要なんてなかった。
あの少年によって、正しく絶頂まで導かれた幼馴染。
あんなに乱暴にされているのに、処女膜が破れた血がにじんでいるのに、
肉棒がおまんこを蹂躙する衝撃に感じている。女としての悦びを全開にしてイキ狂っている。
最高、と泣きながら真っ赤な顔で叫ぶ美由紀を見て、僕はもうどうしようもないことを知った。

 ここは異常だ。僕のいる世界とは違う場所だ。
いつのまにかしごいていた僕の情けない童貞のちんぽからは、おびただしい量の精液が出ていたらしい。
足元とカーテンレールに白い液体がぼとぼとと落ちていた。
そしてもう精液を出せなくなって、しごいても痛いだけになった小さなものを見て、
おびただしいと感じた精液すら、彼ら親子の吐き出す1回分と同程度のように思えて……
僕はただ情けなく、情けなくなった。

仲が良かった女友達を犯されて、好きだった娘すら奪われて、幼馴染を堕とされて、
喪失感に襲われた僕など気にもせず、好きだった娘とセックスをするオヤジ。
怒りに震えた瞬間の僕など知りもせず、幼馴染の悦ぶおまんこを突く少年。


765 名前:「僕の君の夜」 33[sage] 投稿日:2009/11/25(水) 00:05:42 ID:kHtiAy3j

……通報、すればいいのだろうか。先生にでも言えば、これは犯罪として終わらせてもらえるのだろうか。
痛ましい事件として、悪い夢だったと幕を閉じて、いつもの―――幸せな日常に戻してもらえるのだろうか。
僕はポケットの中の携帯電話に意識を向けた。
……先生の電話番号も、110番もわかる。

僕の、僕の幸せを―――

「しあわせぇぇぇえええーーー! しあわせですぅ! わたしっ、静香はっ!
 おじさんの極太ちんぽでっ、あっあっあっんんっ、ふぁあああーーー!!
 えっちなおまんこ、づぽづぽされてぇ、きもちいいのぉぉぉーーーっ♥♥♥」
「ちっ、違うもん! 私のほうがしあわぇ! タツヤのかっこいいおちんちんにセックスしてもらってぇっ!
 今、世界でいちばんっああっあぁん!!
 イキまくってるしあわせなおまんこぉ、イクッイクイクイクゥゥゥッ♥♥♥」 

「オヤジ、今回はすげぇ当たりだったな。俺こんなエロい女見たことねぇよ!」
「おう、たまにゃあこういう当たりもあるさ。教えたらなんでもするしなんでも言うぜこういう奴は!
 こいつら3日間だろ? 体調不良つって休ませんだよ。好きなだけ精液ぶちこんでやれるってわけだぁ!」

尻だけを高く掲げて絨毯に突っ伏した、おねだりポーズの2人の女子高生。
ガニ股を広げて、股間だけで女を操るかのように腰を叩き込む2人のオス。

そこに、僕の入り込む要素は無かった。僕の情けないものも、情けない僕も……入れる穴などない。
携帯電話の電源を切った。そしてゆっくりと立ち上がる。


766 名前:「僕の君の夜」 34[sage] 投稿日:2009/11/25(水) 00:06:44 ID:kHtiAy3j

「イクッ! イクイクイっちゃう!! ああああっっう〜〜〜!!! 中にすごいの出てるようっ!!
 あっあっ、そんなイってるのにっ、出してるのに動かないれぇ……!! ♥♥♥〜〜〜っっっ!!
 静香のおまんこぉ、ぐちゅぐちゅになっちゃう、とろとろのふやふやにぃっ! にゃっちゃうよう♥♥♥」

「出てるっ! あっついおちんぽのっ、せーえきぃ!! せーえき出てる!!
 子宮がごきゅごく飲み込んでるっ!! 私の中にだしてぇぇぇぇ〜〜〜〜!!!
 あっあっあっあっあっぁぁぁ〜〜〜!! また、またまた、またぁぁ、イック〜〜〜っっ♥♥♥」

無かったことに、しよう。何も見なかった。僕は遅くなったからモーテルまできて引き返した。そうだ。
誠一にはごめんと言っておこう。そして……明日―――明日?
僕は、僕が好きだった娘は、明日どこにいるんだろう。このモーテル? そういうことじゃない。

アレを見た僕と、アレを経た君は、僕が好きだった君なんだろうか。
アレを見た僕と、アレを経た君は、僕の幼馴染の君なんだろうか。
足元がおぼつかなくなって、カーテン越しにでもバレるかもなど気にもせず、立ち上がった。
気づかれなかったようで、僕は呆然とした足取りのまま、暗い夜の道なき道を見る。
広場とは真逆の森で覆われたモーテルの外周、ここを隠れて帰る。来たときと同じように。


「おや、君……」

暗がりに踏み出すと、女子のモーテルの裏口のドアノブに手をかける男がいた。



【完】


768 名前:「僕の君の夜」  投稿日:2009/11/25(水) 00:11:11 ID:kHtiAy3j
以上です。長らく失礼いたしました。
色々とミスもありましたが、何卒ご容赦ください。

いわゆる「ヒロインのビッチ化」であったり「成立していない交際の寝取りの是非」など、
挙げ連ねたら欠点にきりの無い作品とは思いますが、
嫌いな方がいましたら、前述で詳しく断っておかなかったことをお詫びします。
楽しんでいただけた方がいらっしゃいましたら幸いです。


18:18 : 2ch > NTR(寝取られ,寝取り) : comments (6) : trackbacks (0)
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Comments

なんでコメント一つないんだ
悔しいくらい名作なのに。最後の男は誰なんだ。。。
...2013/09/16 08:43 PM
この後はどういう構想だったんだろう……
スレ民にボコボコに叩かれたのが残念でならない
...2014/04/10 11:04 AM
やっぱこの話、かなり好きだわ。
評価されてないって言うのが信じられん。
...2014/09/15 02:42 PM
評価されてなかったのか。
割とマジでコレ以上のエロSSって無いと思っているんだけど。
...2015/06/10 08:49 PM
この作者プロになってめちゃくちゃ売れてるんだよなぁ
あてにならん評価だ
...2016/10/03 11:14 AM
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